新日本紀行の再放送を見ていたら、やたらと古い映像。てっきり昭和30年代かと思ったら、何と昭和54年。高校3年生じゃん。あの頃ってこんなだったっけ。戦後34年。てことは、戦前派がまだ元気だったんだよな~。(画像と番組は関係ありません)
1961年生まれなんで、学生運動とは無縁だ。(大学には、中核派と統一教会がいた)
1970年 よど号 三島由紀夫 大阪万博
1972年 あさま山荘 札幌五輪
小学生のボクちゃんを「左翼」にするには十分でしたよ。
上の世代を見て育っていた。(今でも「総括」はおっかない)
そもそも、左翼思想とはなんだろう。
左翼の起源はフランス革命中の議会で、急進派が左側、保守派が右側に座っていたことによる。だから中国では、右翼が共産主義を進める側ということになる。元々ややこしい上に、今は、左翼、リベラル、共産主義など誤用が目立つため、訳わかんなくなっている。まあ、これも支配層の思惑通り。
日本においては、共産主義を信奉する輩、て感じ?
悪の米帝を倒し、正義の味方の共産主義(ソ連・中国・北朝鮮)を樹立する。
あの頃は通用したんだよね。
高度経済成長で給料は上がり、モノは豊かに。
一方で、公害やベトナム戦争など、世の中の矛盾も表出してきた。
労働条件の改善、反戦を叫ぶ労働組合は、当然支持された。
が、高度経済成長も終わり、労働条件も改善されてくると、左翼運動も廃れた。
それには、政府側の悪いイメージ作りも貢献した。
そして、左翼は原理主義に陥りやすい。
だから内ゲバに陥る、その純粋さ故に。(連合赤軍の事件が象徴的)
35年前、日比谷公会堂での反原発集会。南こうせつと山本コータローが出ていた。そしたら、こうせつがマヨネーズのコマーシャルに出てるってんで、聴衆からイチャモンが。すかさずコータローが「些細なことでケンカするのが学生運動の過ち」と。まさにその通りである。
左翼=労働組合側も、巨大になりすぎて組織疲労が起こる。
低成長時代や冷戦の終結にうまく対応できなかった。
「パヨク」の言っていることは大体合っていると思うんだが。
そもそも、権力は腐敗するもの、権力には逆らうものと思っている。
今は、現実的な政策を取った方が勝ちという感じ。(小選挙区制ではおっかない)
それだけ世の中に余裕(寛容性)がないということだ。
100%左翼の人がいるわけではない。同様に100%右翼の人もいない。頭の中は両方が巣くっていて、揺れ動きながら、大きい方を取っている。10年前の記事ですが、読んでみてください。
https://blog.goo.ne.jp/kawatare51/e/eae70f80fd3490d4e6e06f730c465310
あくまでも「理想」じゃダメなんかなぁ。
「絵に描いた餅」でいいんだけど、「憲法」と同じで。
ボク達の世代は高度経済成長の申し子で、「世の中はよくなる」と思っている。
別な言い方をすると、我々にはその責務がある、ということだ。
ウルトラマンはいたのだ
シュワッチ!!
根本的な問題を問う政党は出ないのか。ちらほら表れているけど。問題は国際金融資本でしょ。コロナやワクチン、ウクライナで大政翼賛会になってちゃダメ。
「イデオロギー」という言葉が、どうしてもわからなかった。そしたら、加藤和さんのnoteで納得。元々日本語にはない概念なのだ。道理でね。同じようなわからない言葉に「万世一系」がある。
加藤和さんのnoteの過去ログを一生懸命読んどりますが、2022年6月29日と30日の記事はチョーおすすめ。大変わかりやすくまとめられています。是非ご一読を。