ヒトリゴト

ヒミツのヒトリゴト。まったり読んでください。

広島済生会病院

2008-01-30 17:47:00 | インポート
K子さん検査の日。
朝、新幹線に乗せるまでが一苦労。
「行かんっ行きとうなーいよう行かん」
ありとあらゆる泣き言を並べ立てて
幼児の如くダダをこねるのを無言で
新幹線に乗せる。
何か言うと怒鳴りあいになるので。
夕方、ユミコおばちゃんが連れて帰って
きてくれた。すっかり機嫌よし。

この病院には認知症の権威の先生がいて
この先生が開発した新薬が世界でも
認められてアルツハイマーの進行に
劇的に効くそうだ。
ユミコおばちゃんいわく、まだ若いのに
とても親切で丁寧な先生、らしい。
診断の結果は、軽度~中度の痴呆。
「普通の人は脳の中央から萎縮が
始まってアルツハイマーになるのに、
この人の場合は側葉頭の外側から
萎縮している。つまり、感情面から
認知症が始まっています。喜怒哀楽が
激しく、人の好き嫌いが多くなります」
あたり !!
「怒ることが非常に多くなりますが、
つきあって怒ってはいけません。
流してください」
右から左へ受け流しましょう。

徳山近辺には認知専門医がいないので、
一ヶ月、薬を飲んで様子を見て、
来月また来てくださいと言われた。
もちろん薬の管理は私です。
「本当は同居家族、とくに娘さんなどが
世話をしないほうがいいんです。
家族のほうが病気になります。
取り返しのつかない事件になったり、
娘さんのほうが追い詰められますから。
一番良いのはプロの他人、二番目に
良いのは孫です」
早急に市役所の福祉課へ行って、
介護保険と在宅介護の申請をしなさいと
言われた。
きっとまたヘルパーさんの
好き嫌いばっかり言うんだろうな。

おやぢ、帰ってきて明るく言う。
「ほーれみろ、ボケたんぢゃなくて喜怒哀楽が
はげしくなってるだけぢゃ、わしの言うたとおり」
K子さん、そうかね、とちょっと嬉しそう。
診断書はハッキリ認知症なんだけど^^;
私をじわじわ追い詰めるのはおやぢも一緒だ。
たのむから「あんたに同情してほしいんだ」とか
「あんたに心配してほしいからボケたフリを
して気をひくんだ」とか言わないでくれ。
こっちが先に気が狂います。

コメント (2)
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