100分de名著 4月は「新約聖書 福音書」 講師は若松英輔さん
第1回 悲しむ人は幸いである
第2回 魂の糧としてのコトバ
第3回 祈りという営み、ゆるしという営み
若松英輔さんは、これまでも、何度か講師として話されました。
とても分かりやすいお話をされます。
今回は、よりその思索を深められたのではないか、、、と思いました。
著書の『イエス伝』も読みました。
イエス・キリストは、コトバであると、ヨハネ福音書にあります。
それは、とても深い意味を持っています。
コトバ・言葉によって、私たち人間は、意思を通じ合い、互いに分かり合おうとします。
でも、そのコトバ・言葉は、うまく伝わらず、誤解を生むこともあります。
「耳ある者は、聞くがよい」とイエスさまは おっしゃいました。
この言葉の解釈を、今朝「金のりんご」(下地一市先生より)で聞きました。
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耳のある者とは、それは学力(読解力)や聴力の話ではなく、
求める心、聞く謙遜さがある人ということです。
耳のある人となり、相手の話に深く丁寧に耳を傾け、真剣に聞く者になりたいものです。
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新約聖書・福音書から、イエス・キリストのコトバ・言葉を
素直に聞く者になりたいです。
静まって。
神の栄光にあずかる希望 (高谷学さんからお借りしました)