風の詩(kazenouta)2

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笠置シヅ子さん ブギの女王 朝ドラ「ブギウギ」

2023-10-09 19:10:48 | 

10月から始まった朝ドラ 「ブギウギ」の主人公、笠置シヅ子さんを

「伊集院光の百年ラジオ」10/8で取り上げていました。

 4本の録音が残っていたとか。

 

戦後、持ち前の明るさ、歌と踊りで、多くの人たちを励ました人。

その歌声と踊る姿は、テレビで過去の映像として何度も見ました。

 戦後復興の象徴的な存在だったような気もします。

庶民的な雰囲気で、大阪人(香川県で生まれ、大阪で育つ)らしい

人を喜ばせたいという気持ちにあふれた人でした。

作曲家、服部良一さんとの出会いは、運命的。

 「ブギウギ」の主題歌をそのお孫さんの服部隆之が作詞作曲。

 

1957年ごろ、歌手廃業を宣言。

「自分の一番いい時代(ブギの女王としての全盛期の栄華)を自ら汚す必要は無い」と潔く引退。

  引き際を知っていた人でした。

紅白歌合戦に、トリとして、灰田勝彦と笠置シヅ子が出たのが、歌手としては最後になった。

その音源が残っていました。

 戦中は、この二人は、軍部から目を付けられて、慰問活動も少なかったとか。

 (敵国のジャズ、派手な衣装、化粧など)

歌手をやめてからは、女優やインタビュアーとして活躍した。

黒澤明監督、三島由紀夫さんは、笠置シヅ子さんのファンだったというのも、知りませんでした。

東大総長だった南原繁教授は(香川県出身)、実父の友人で後援会長を引き受けていたとか。

 その後、11歳の美空ひばりさんが、活躍するようになったのでした。

 

第1回の朝ドラ「娘と私」の作者、獅子文六さんのインタビューを、笠置シヅ子さんがしている音源もありました。

自分のことも少し話、相手から聞き出す、ちょっとだけ大阪弁も出て、素敵なインタビュアーでした。

 

たくさんの人から愛された笠置シヅ子さん。

朝ドラ「ブギウギ」でその生涯を知るのが、楽しみです。

 

 大船フラワーセンターの蓮  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)