高橋源一郎の飛ぶ教室で
伊藤比呂美さんの『野犬の仔犬チトー』の内容を聞きました。
野犬は、親も野犬で、生まれつき野犬
野良犬は、飼い犬だったけれど捨てられた犬
飼い犬。(保護犬、生まれたときから)
このチトーは、とても寂しい顔をしていた。
心を閉ざしている犬。
人間に敵対心をもっている犬。
リードを付けさせない犬。
家の物を破壊する犬。
先住犬を、親と思い横に寝るようになった。
犬2匹と猫2匹と暮らす伊藤比呂美さん。
チトーを最後まで看取るという。
2020年からの記録だそうです。
ゲストは、社会学者で作家の、堀政彦さん。
この人も、猫(おはぎ)を飼い、犬(ちくわ)を飼い、
その記録を発信しているらしい。
猫と暮らす。
犬と暮らす。
特別の、命の交流があることを知りました。
伊藤比呂美さんの(人間としての)深い愛。
これからも、全力で取り組んでいかれることでしょう。
『野犬の仔犬チトー』 伊藤比呂美・著