細川ガラシャのことを書いた小説
「花散るまえに」を読んだからでしょうか。
私の頭のなかに、一つの言葉が、ぐるぐるめぐる。
「どちりいな・きりしたん」
この本は、近世初期にイエズス会によって作成された
カトリック教会の教理本、だそうです。
大学で、中世文学の時間に学んだような気がします。
その時から、ひっかかる言葉でした。
****ウィキペディアによると*********
日本で刊行されたドチリナ・キリシタンは、
1.刊行年・刊行地共に不明の国字本
「どちりいな・きりしたん」
2.文禄元年(1592年)発行の天草版ローマ字本
3.慶長5年(1600年)発行の長崎版ローマ字本
4.同年発行の長崎版国字本「どちりな・きりしたん
の4種類がある
これらはそれぞれ1冊ずつしか現存しない
収蔵館は最初から順番に、
バチカン図書館、
東洋文庫、
水戸徳川家、
カサナテンセ図書館である
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日本に、キリスト教の布教が始まったころ
人々は、どのような感覚で、受け入れたのか。
新しいものに対する好奇心?
そして、なぜ、日本には、キリスト教が広がらないのか。
わかりません。
長崎版「どちりいな・きりしたん」国字本の表紙です
(ウィキペディからお借りしました)