久松小日記

 
主に子どもたちの学校生活の様子を発信いたします。

平成23年度「久松小学校卒業式」

2012年03月22日 | 学校行事

今日は、本校の卒業式。

女子22名、男子22名 計44名が巣立っていった。本校で培った力を

中学校で花開かせてほしいと願う。

それにしても、在校生たちの片付けの働きぶりはすごかったです。

【開式前の式場】


【卒業生勢ぞろい】


【式は終わり、いよいよ退場です】



【退場です】


【外では、みんなが花道をつくってお見送り】



【さあ!片付けだ~3年、4年、5年がんばった


【1時間後、元通りに・・・・】

【校長式辞】

希望に満ちた春、旅立ちの日がやってまいりました。校庭の草木やこの式場いっぱいの花たちも、卒業生のみなさんを祝福するかのように咲き誇っています。

本日は、宮古島市教育研究所 砂川修指導主事をはじめ、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに平成23年度宮古島市立久松小学校の卒業式を挙行できますことは、まことに喜ばしく、厚く御礼申し上げます。

 卒業生の皆さん、本日はご卒業おめでとうございます。ただ今、44名の卒業を認定し卒業証書を授与いたしました。この卒業証書は、これまでの6年間のみなさんの努力と、みなさんを励まし育ててくださったご家族の深い愛情、そして、久松小学校の先生方の熱心な導きの結晶であるということを忘れないでください。さらに小学校を卒業する今日という日は、中学校という新たな世界へのスタートの日であることを、しっかり胸に刻んでほしいと思います。

 思い起こせば6年前、お父さんやお母さんに手を引かれ入学したあの日、あるいは6年生のお兄さん、お姉さんに手を引かれ「一年生を迎える会」で、今みなさんが座っているその席に、ちょこんと座っていた姿が、今や身も心も大きく大きく、賢く、逞しく成長した姿に重なり、感慨深いものがあります。

 このように大きく成長したみなさんは、立派に自分たちで考えて行動できるようになり、久松小学校の最上級生として、学校の教育目標である「進んで学びよく考える子」「思いやりの心を持ち助け合う子」「健康でたくましい子」をよく実践してくれました。

 あいさつの仕方は6年生らしく堂々としており、作業をさせると力強くて、てきぱきと行い、集会活動や児童会活動ではそのリーダーシップを発揮して、下級生を引っ張ってくれました。海神祭や運動会でのエイサーや、教育の日で披露した「劇」はとても素晴らしく、みんなに感動を与えました。今でも鮮明に残っています。それから、全宮古小学校陸上大会や駅伝競争大会、各種スポーツ大会等に向けて、周囲の期待や先輩たちの激励に応えようと、毎日苦しく辛い練習に耐え頑張ったことは、誰もが認めており、誇りに思っています。その努力はきっと、中学校で花開くことでしょう。みなさんの先輩たちは、去る一月の春季総合体育大会では女子バレーボール25年ぶり優勝、バドミントン団体優勝、あるいは、沖縄県中学校駅伝大会で2年連続男子三位などスポーツだけでなく文化面でも、素晴らしい成績を収めております。

みなさんが、これまでコツコツと積み上げてきたことは、先輩たちと同じようにきっと実を結ぶと信じています。ですから、中学生になっても、夢を持ち目標を立て、最後まであきらめることなく、自分を信じて努力することを忘れないでください。失敗を恐れず、常に挑戦する心を持ち続けてください。「努力の分だけ花は咲く」のだから。私たちはこれからもずっと、みなさんの活躍を見守っています。

 保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。ランドセルが大きく見えた入学式から6年間、泣いたり笑ったり、子育てに悩んだり心痛めた日々もあったかと思います。それだけに本日のご卒業は喜びもひとしおかと存じます。改めて、心からお祝い申し上げます。

 終わりになりましたが、ご多忙中にも関わらずご臨席いただきましたご来賓の皆様に重ねて感謝申し上げます。皆様と共に卒業する子ども達が健康で、心豊かで、健やかに成長することを願い、式辞といたします。