
働く本屋で見つけてそく購入した。
もう4巻。
コミック棚と格闘していた日々がすでに懐かしい。
小説も漫画も、創作物であることに違いない。
創作する者の苦悩がよく描かれていて、何度か読み返しました。
「創作は純粋に天と地を結ぶもの」「俺はプロになるのが怖かった」「「夢を持った特別な人」でいられた」など、ぐさっと来る場面があるから。
未熟な技法として、「不十分な人物の描き分け」「エピソードの重複」「流れの不自然さ」「人間関係の弱さ」「客観性のなさ」などもよくわかる。
失敗に失敗に失敗を重ね、失敗だけを糧にして、好きこそものの上手なれ、続けるしかありません。
おすすめできる漫画は数少ないですが、その中の一つです。
松田奈緒子著/小学館/2014
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