孤独でなかったなら
今日 あなたと出会い
誰にも言えなかったことを語り合い
分かち合うことができたことを
こんなにも うれしく
思わないだろう
孤独でなかったなら
分かり合えなかったことに傷つかず
私が私でしかないことに気づかず
私のままでいい
とは思えないだろう
あなたを あなたのままに
思うこともできないだろう
孤独でなかったなら
どうして 心底触れ合えたとき
熱い涙が 込み上げてくるのだろう
だからもう
孤独であることを塗りつぶさない
孤独であることから逃げようとしない
孤独でなかったなら
どうして あんなにも笑顔満面で
いつまでも いつまでも
手を振るのだろう
今日 あなたと出会い
誰にも言えなかったことを語り合い
分かち合うことができたことを
こんなにも うれしく
思わないだろう
孤独でなかったなら
分かり合えなかったことに傷つかず
私が私でしかないことに気づかず
私のままでいい
とは思えないだろう
あなたを あなたのままに
思うこともできないだろう
孤独でなかったなら
どうして 心底触れ合えたとき
熱い涙が 込み上げてくるのだろう
だからもう
孤独であることを塗りつぶさない
孤独であることから逃げようとしない
孤独でなかったなら
どうして あんなにも笑顔満面で
いつまでも いつまでも
手を振るのだろう
そして飛び込んできた、この「孤独でなかったら」
の最後の文章たち
・・・孤独でなかったなら
どうして あんなにも笑顔満面で
いつまでも いつまでも
手を振るのだろう
に救われました。
ありがとね
「すくわれる」体験を、書くことで私もしています。
書くことで、他者と共有できるんですね。
この詩の背景には、実体験が色濃くあります。