一型でも適当に糖質制限。

主婦の平凡な糖質オフの日々

一型の運動の意義

2017年02月22日 | 日記
私の周囲に一型さんはいないですし、共感できる人はいません。
だから皆さんのブログを読んで励まされたりして、心の拠り所になっています。


血糖コントロールの為に毎日、一万歩歩いたり、
カーボカウントやカロリー計算されながら頑張っている様子が伺えたりすると、

自分もこの病気に立ち向かわねば!と勇気も湧いてきます。


と、同時にコントロールが上手くいかなくて悩んでいる方をみると切なくもなります。


入院している時に看護師さんや医師が親身になってアドバイスして下さいました。


感謝しています。

けれど、私は日本糖尿病協会が推奨しているカロリー制限食は、
私の今後の血糖管理には一ミリも認めません。


たかが、150グラムの白米を食べる為に私は6単位を打たなくてはなりません。

そして、なるべく糖質の少ない主菜、副菜、味噌汁を食べたとしても、

毎食8単位は打たなくてはなりません。


食前インスリンは、
一回に打つ量が6単位までが効果誤差ががないそうです。


打つ単位が少なければ少ない程、身体に優しい。
動脈硬化や発がん率も下がります。


だから、私は単位を増やしてまで、炭水化物を摂ることはやめました。


炭水化物を極力少なくすることで、
1単位か2単位の注射量で済むことに満足しています。

効果誤差がないからこそ、低血糖の心配もなくなったからです。


看護師さんがアドバイスして下さった一つに

「運動は毎日して、沢山歩いてください。」

「運動は頑張った分だけ血糖コントロールが上手くいきます」

と、ありました。
このようなアドバイスは全国で繰り広げられていると思います。


ただ、そのアドバイスは勘違いをよぶ。

だって、最初、勘違いしちゃったもの。

沢山、運動したら血糖値って下がるんだ。と。

それは、そうなのだけど、プロセスが違う。




運動することによって、
健康な方や予備軍の方や軽度の二型の方は
グルコース輸送体GLUT4の効果で血糖値が下がると思います。


でも、一型はもともとインスリンが枯渇しています。

多少、残っていたとしても生命を維持する程の分泌はありません。

だからこそ、健康な人の生理的インスリン分泌に近づける為に
基礎インスリンを打っているのです。

ですので、筋肉にインスリンはそんなには取り込めていないはずです。


したがって、GLUT4効果は一型は期待してはいけないと思います。


じゃあ、何故、私が運動(筋トレ)をするのか?


それは、直接的な血糖下降を狙っているのではなく、
間接的な血糖下降を狙っているからです。


運動不足で筋肉が衰えると、
インスリン抵抗性も高くなる。

となると、一単位の下げ幅も悪くなる。

必然的に基礎も食前も単位量が増える。

そして、太る。

いつも、悩む糖新生の拍車もかかる。

たがら、運動は大事です。
インスリン効果が上がる分、打つ単位を最小限に出きる。



でも、運動し過ぎて低血糖!

と、良く聞くそれは、

元々打ってる単位が効きすぎてしまっただけだと思います。


決してGLUT4効果ではないと思います。

それが一型の現実です。

やっぱり、低炭水化物にして単位を少なくするのがコントロールのはや道だと思います。


よく、運動のお陰で糖尿病が治ったとか。
糖質制限は無駄的な記事も読みますが、

確かに、その方々は血糖値も改善して、
どんなに糖質を摂っても大丈夫になったのだから。
きっと、そうなのでしょう。

けれど、糖質の害はa1cの改善だけが問題ではないと思います。

肝臓で沢山の糖質を処理している時点で危険です。

糖尿病が改善しても、腫瘍やアレルギーや様々な炎症による病気の可能性は拭えません。




運動から脱線したので、戻します。

もしも、沢山運動を頑張っているのに、
a1cの結果が悪くて悩んでいたり。

a1cの結果こそ悪くなくとも、
打つ単位の量によって低血糖や血液数値の悪化に悩んでおられたら、

糖質オフはきっと、突破口になると思います。


コントロールに運動は大事ですが、
一番は炭水化物の摂取量です。

低血糖に悩んでいる方が、その悩みから開放されることを、祈っています。

ちゃんちゃん。