ここ数日、急に寒くなってきましたね。
紅葉も一気に進んだ感じです。
さて今回は、夕暮れ前から夜まで慌ただしくあちこち廻ってきました。
ルートはこんな感じ。
国立劇場で歌舞伎の当日券を購入→北の丸公園の紅葉→九段下駅から電車で岩本町駅へ→柳森神社→竹むらで揚げまんじゅうをテイクアウト→太田姫神社→五十稲荷神社→星のや東京&オーテモリ&丸の内仲通りのイルミネーション→オアゾでユーミンのイルミネーション→大手町駅から電車で半蔵門駅へ→国立劇場で歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」
いや~、バタバタしすぎて競歩のようでした。
神社巡りは日が明るいうちに、でもイルミネーションは暗くなってから。
でもでも、18時には国立劇場に到着していないといけないし・・・。
なんとか計画通りに廻れてよかったです。
代官町通りにある「旧近衛師団司令部庁舎」。
明治43年、天皇と宮城(皇居)を警護する最精鋭の師団、近衛師団の司令部として建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
2年前まで「東京国立近代美術館工芸館」として使われていましたが、工芸館が金沢にお引越ししたので現在は入館できません。
夕日を浴びたレンガ造りの洋館とイチョウが綺麗ですね。
代官町通りから見た千鳥ヶ淵。紅葉が進んでいます。
北の丸公園にて、黄金色に輝くイチョウ。
家族連れが写真撮影をしていました。
地下鉄で岩本町駅へ行き、徒歩数分で「柳森神社」に到着。
名前の通り、鳥居前には柳がお出迎えしてくれます。
室町時代、太田道灌が江戸城の鬼門除けとして創建したそう。
有名な「おたぬき様」。参拝すると、勝負事や立身出世、金運向上にご利益があるそうです。
このあと神田川沿いを歩いて万世橋を通り、
甘味処「竹むら」へ。
神田須田町のこの一帯は、「いせ源」「まつや」「ぼたん」などとともに奇跡的に戦災から焼け残り、東京都選定歴史的建造物に指定されています。
「竹むら」は、作家の池波正太郎さんが贔屓にしていたお店としても有名で、今回は名物の揚げまんじゅうをテイクアウトしました。
揚げたてが一番!と聞いていたので、店を出るなりがぶりといったら・・・、
中のあんこが熱すぎてやけどした~
2ついただいてエネルギー補給。まだまだ先は長いからね。
こちらは、「太田姫稲荷神社」。
室町時代、太田道灌の娘(実は娘ではなく神のおつげという説も)が天然痘に罹って生死の境をさまよった際祈願したら治癒したことから、感謝のために築いた神社だそう。
ということで、御利益は病気平癒、学業成就など。
お次は南下して神保町へ。
「五十稲荷神社」にやってきました。
江戸時代初期、京都伏見稲荷神社から分霊された五十稲荷。
安産のご利益があり、徳川家からの信仰も厚かったようです。
こちらの神社では月ごとに変わる御朱印が人気のようで、お月見、楽器、かき氷、アイスクリームなど女子受けしそう。
都内ではめずらしい夫婦狐。
神社巡りはここまで。日没までになんとか予定通り参拝することができました。
さて、ここからはイルミネーションタイム
さらに南下して東京駅を目指します。
途中で、めちゃめちゃ小さな豊川稲荷を発見!
「星のや東京」の前まで来ました。イルミネーションがキレイですね。
オーテモリの森の中に建つ「ザ・カフェ by アマン」もステキです~
マダムしかいないように見えたけど、平日のランチならかろうじて行けるのか???
ちらっと通りすぎただけなので、次回じっくりチェックしてみます。
東京駅と駅前のミチテラスのイルミネーションは今のところ未定だそうですが、それでなくてもライトアップが華やかですね。
イルミネーションのラストは、「丸の内アオゾ」。
今年の丸の内のイルミネーションは、デビュー50周年を迎えたユーミンとのコラボだそうで、オアゾのOO(オオ)広場には、こんなツリーが。
ツリーの奥に見えるレトロな喫茶店(展示のみ)は、特設の「喫茶シュガータウン」。
昭和60年(1985年)に発売された松任谷由実さんの楽曲「SUGAR TOWNはさよならの町」を店名にしたフォトスポットです。
タイトルでピンとこなかったのでどんな曲だったかな~と検索してみたら、なんだ普通に歌えるじゃないの笑笑。
ユーミンの曲はだいたい歌えてしまう、世代あるあるですね。
ほかにも、丸ビルや新丸ビルでユーミンコラボのイルミネーションをやっているのですが、今回は時間がないのでまた次回来ることにします。
これにて大手町のイルミネーション巡りは一旦終了。
国立劇場へ急げ~!!!
友達と劇場前で待ち合わせて、「コラボ忠臣蔵」を観劇しました。
国立劇場は来年10月に建て替えのため閉館してしまうので、現在「さよなら公演」のイベントが目白押し。
今回は、歌舞伎と落語の史上初のコラボということで、春風亭小朝さんの落語と中村芝翫さん主演の「仮名手本忠臣蔵」がセットで観られる豪華版です。
「忠臣蔵」ならわかりやすいかなと思ったら、これが大間違い
「仮名手本忠臣蔵」の五段目と六段目の話は、有名な赤穂浪士の討ち入りの話は一切出てこないんです
主人公の早野勘平は自分が殺人をしたと勘違いして切腹してしまうので、討ち入りには参加できなかったという・・・。
誘った手前、おもしろくなかったら友達に悪いな~と思っていたのですが、これがめちゃめちゃ迫力があっておもしろかった。
歌舞伎に行くと必ず途中で眠くなってしまう私ですが、中村芝翫さんの演技がすばらしく見入ってしまいました。
あとで調べてわかりましたが、「仮名手本忠臣蔵」で十一段あるうちの六段目の勘平腹切の場は名場面として知られているそうで、確かに納得です。
11月25日までやっていますので、ご興味にある方いかがですか~?
ちなみに、来年10月に閉館する国立劇場の新開場は2029年秋とのこと。
新劇場は大・小の劇場と国立演芸場を同一館内に設け、ホテルやレストランを併設するそうです。
楽しみではありますが、開場まで7年もある~
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