さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

おとうとと納涼大会

2019-08-07 15:50:23 | 障がい者、介護
今週日曜日、恒例の集落の納涼大会がありました。
篠山での生活が新しく始まったおとうと。
これまで、大阪が大好きでどんなに時間が少なくても
彼のルーテインのように大阪に行っていたので、
行けなくなり落ち着かない様子でした。

篠山からどこのバス停からバスに乗って駅に行けるか、
歩いて行けないかずっと地図や篠山の便利帳を見ています。
やっと、母と離れても一人で頑張ってきて慣れてきたところでの篠山生活。
慣れないことだらけで、楽しみも無くなりストレスも心配でした。

納涼大会の準備でバタバタしている私達を見て、
お祭りで男手も必要だと思うから手伝いしようかと彼の申し出。
集落の方々に彼の障がいの説明とお手伝いのお願いすると皆さん快く受け入れて下さいました。
山田の皆さんは、これまでもそうでしたが、いつも障がい者の方に優しく心温かいです。

おとうとが嬉しそうに参加すると皆さん色々とお気遣いして
ビールや食べ物を勧めて下さいました。
おとうともこんなに人から温かいおもてなしを受けたのは、たぶん初めてだと思います。
たこ焼き作りをだんなさんと暑い中、楽しく頑張っていました。
人に喜ばれた事がなにより嬉しかったと思います。
山田の皆さん、本当にありがとうございました。

昨日の朝、おとうとは、草刈りデビューしました。
都会育ちで草刈り機も触ったことないと思っていましたが、
中学生の時にケンカをした罰で草刈り機で校庭の草刈りさせられたとか。
たかが草刈りとおとうとは、なめてたようですが、
草刈り始めて30分でダウン。
もっぱら草集めし、今までしたことのない昼寝をし、20時から朝まで爆睡してました。
おとうとは、心室細動が昔あり、高血圧、慢性腎不全があるため無理が出来ないのですが、
自分を過大評価して無理をする傾向があるので注意が必要そうです。
畑仕事をするお年寄りのたいへんさがよくわかったと話していました。
夕方、写真では分かりにくいですが、珍しく家の真ん前にまあるく虹がかかり、
残念ですがおとうとには、聞こえないセミとひぐらしの音を聞きながら一緒に見ていました。
納涼大会の後に見た星空の輝きも初めて見たとおとうとは、感動してました。


引っ越し三昧

2019-08-07 10:47:14 | 障がい者、介護

丹波篠山は、来週にあるでかんしょ祭りの準備でわさわさしています。
先週末、今年に入って4回目の引っ越し作業を終えました。
1回目は、2月に実家を処分するための引っ越し。ごみ処理センターにどれだけ通ったか数え切れない。
母と弟を私達が住んでいた西宮の団地へ引っ越し。
2回目は、私達が西宮から篠山に戻る為の引っ越し。
3回目は、篠山の家が事業所になるため、市内のハイツに引っ越し。
4回目は、一人で頑張っていた両耳が聞こえない知的障がい者の弟と私達が住む為の引っ越しになりました。

息子が高校生の頃に親友のお母さんがハウスクリーニングや新築や空き家の洗い屋の会社を立ち上げ
そこでしばらくお仕事をさせてもらい、その時の経験がとても役にたっていて
これまでの引っ越しの度に最終の立ち入り検査で掃除面でお金を引かれる事もなく誉められてます。
その息子の親友のお母さんには、15年位たちますが今えもいい思い出で心から感謝しています。

毎日、車2台で西宮と篠山を往復してバックミラーが見えない位の荷物運びでした。
引っ越しボンビーなので自分達でするしかない。
しかも連日のこの暑さ。
極め付きは、本当は業者に頼みたかった冷蔵庫と洗濯機の搬送も自分達で何とか運んだ事。
しかもハイツの部屋は、2階で篠山に戻れるのが夜。
だんなさんと二人で持ち上げ無事に故障もなく部屋に運べました。
自分でいうのもなんですが、恐るべしボンビーパワーでした。
人間やれば何でもできる!!なんて誰か言ってたけど本当にそうでした。