さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

母の誕生日 バリアフリー三木フォースランド

2019-08-08 08:18:24 | 障がい者、介護

昨日の母の誕生日、三木市に外出で母を連れて行こうと届け出をしていた。
車に乗せる事が出来るか不安でした。
ヘルパーとしての介護技術が先週末は、パニックで完全に飛んでました。
母の誕生日、何がなんでも頑張って行く。
私一人で移乗出来ない時は、だんなさんと息子にお願いするように準備して。
麻酔の器械が増えているため慎重さも必要でした。
何とか母を一人で移乗させる事が出来ました。

三木市にある三木フォースランド手前にあるバイキングで
母は、食べたい物を一口ずつ選びました。店内は、空いていて広い空間でした。
100種類のメニューから食べれなくなった母は、
豆ご飯のおにぎり、卯の花、千切り大根、素麺、らっきょう、梅干し、沢庵、スイカ、水羊羹を選び
一口分位を喜んで食べました。水羊羹は、血糖値を気にして食べずでした。
息子のフライドポテト1本もらって食べてました。
料金に見会わない量ですが、私達が今出来るささやかな楽しみをプレゼントしました。
高齢者の方の料金割引ありました。

そのあと三木フォースランドへ。
ここは、入園料、駐車場無料でスロープもあり、
室内で競技大会がある時は、エレベーターで観覧席に行けるようです。
トイレには、残念ながらユニバーサルシートは、見当たらず。
馬の厩舎にも行けました。
真ん中の広場では、子どもさん達が乗馬体験されていて
母も夏らしくサングラスをつけたポニーのプリンちゃんと写真を撮りました。

平日なので軽食コーナーは、していないようでしたが
レストスペースがクーラーも入って利用出来ました。

帰りにひまわりの丘公園に寄り、母にひまわりを見せてあげました。
水曜日で農産品販売はお休みでした。

ひまわりは、母のような花です。
お母さん、誕生日おめでとう。
看護師さん達からもお祝いの言葉をもらえて、沢山の人に祝ってもらえた最高の誕生日になったね。

先週末外泊のキャンセル

2019-08-08 07:34:17 | 障がい者、介護
前回のスマスイから先週末の母の外泊は、当日に入院以来キャンセルした。
1週間の間に急に病状が進み、痛みが増えて麻酔の量は4倍も増え、痛みの場所も移動し、
腸閉塞をおこし、筋力もかなり低下していると外泊当日に先生から説明があった。
ご飯もほとんど食べれなくなった。

その日は、引っ越し翌日で午後一に西宮の団地の最終検査があり、おとうとの転出手続きもあり、
母の友人に会わせるひょっとしたら最後のチャンスになるかもと密かに計画をたてていた。

いざ自家用車に乗ろうとしたが、足が全く動かず私は、パニックになってしまい
何度もトライしてもお互いの動きが合わなくて母を車に乗せる事ができなかった。
先生から説明を受けていたにも関わらず、たった1週間の間にこれほど変わるのか、
麻酔で力が入らないのでどうする事も出来ず。
車に乗れなくなった時、母が唯一楽しみにして生き甲斐にしている外出が途絶えると
ずっと覚悟していたのだが、実際その時を目の当たりすると
パニックと病気の母に厳しく声がけをしてしまった自分がとっさにとってしまった態度が情けなく泣いてしまった。

結局、病棟を出て時間も経たないうちに母は、またベットに戻り、予定も迫っていたので
残念だけど初めて外泊キャンセルをした。
先生と看護師さん達がその日の急な変更にもすぐに対応して下さり
落ち込んだ母を慰めてくれたと夜、西宮から戻り母に会いに行くと母が話してくれた。
本当にありがとうございました。

私が母に生きてもらいたいと願う時間の目標は、
初めて緩和ケア病棟を訪れ、あと1ヶ月と言われた時の1ヶ月。
新しく病院が移転する7月の始め。
そして昨日の母の誕生日。
ずっと母は、その目標をクリアしてくれている。
できればもっともっと生きてもらいたい。