キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

燕岳(2005.12.30-2006.1.2)

2006-01-09 23:33:16 | 登山
今回の年末年始登山はいつもの単独行ではなく、プロの山岳ガイドの福田さんが主催するツアーに参加しました。ご来光はやや遅れて雲の間から拝めた程度でしたが、それ以外はご覧のとおりの快晴。下山日に若干吹雪きましたが、気温も-15℃くらいで大きな問題なし。トレースもしっかりしていたし、快晴で絶景を堪能。言うことなしの登山でした。

2005.12.30(金) 行動時間4時間 くもり
 八王子駅8:03→穂高駅10:43(集合)→宮城ゲート(タクシー便乗)→中房温泉

 八王子乗換え時にようやく山屋を見かける。なんだかホッとする。
 穂高駅に集合。参加者7人+スタッフ2人+TV局のスタッフ2名で総勢11名。
 本日は宮城ゲートから中房温泉まで夏はバスでいけるところを延々と歩く(冬は雪でバスは運休)。あまり変化のない道を延々歩き続けること4時間、ようやく中房温泉に到着。中房温泉には燕山荘ツアーに参加した知り合いが先に到着していた。
 到着後、早速温泉につかる。雪見露天風呂である。いい湯である。外が寒くてなななか出られないのであるが・・・
 夕食後はツアー参加者の自己紹介を兼ねた懇談。たまにはグループでの正月もいいものです。普段は単独行なので。
 

2005.12.31(土) 行動時間6時間 快晴
 中房温泉→合戦小屋→燕山荘→燕岳(2763m)→燕山荘(泊)

 寒がりなのであまり眠れず・・・
 天気を心配していましたが、起きたら快晴。絶対晴男晴女がいますよ。
 アルプス3大急登を登りきり合戦小屋へ。トレースがしっかりついており夏より登りやすい。
 青い空に向かって雪原を登っていくと、いきなり槍が岳が見えてきた。夏は雲で何も見えなかったんですよね。もう感激ひとしおです。正面には今日の目的地の燕山荘と燕岳も見える。もうすばらしい雪稜歩き。普段は風が強いとのことですが、無風状態で、言うことなし。こんな冬山でいいのだろうか?
 ようやく燕山荘についたが、入り口はこの反対側。ぐるっと回り込む。するとこんどは裏銀座や立山、鹿島槍の展望がすばらしい。振り返ると槍が岳と穂高連峰、大天井岳・・・。いや~来てよかった。
 燕山荘到着。福田さんと握手。さっそくTV局のインタビューを受けていました。
 天気もいいので、このまま荷物を置いて燕岳山頂へ。あ~絶景かな。
 小屋に到着後は福田ガイドの喫茶店が開業。淹れたてのコーヒーはおいしかったです。
 夕飯は18:30~。今日は大晦日なので、夕食後も宴会。僕も持っていった純米大吟醸「新月」(秋田県・小玉醸造)720mlを飲む。燕山荘社長のアルペンホルンや紅白を聞きながらツアー参加者と山談義。途中、偶然にも知り合いがいたので途中退席。
 3.2.1.ゼロ!「あけましておめでとうございます」と大合唱。紅白見ながら山の話をつまみに新年を迎えるのは何度やってもいいものです。おまけに今回は、ツアー参加者に1/1誕生日の方がいらしたので、そのまま誕生日も祝いました。お祝い続き。
 

2006.1.1(日) 快晴
 燕山荘(燕岳山頂や蛙岩探索)
 朝食後、初日の出を拝むために外にですが、東の空は雲に覆われている。それでも粘っていると雲の間から何とか初日の出を見ることができました。
 日が昇るにつれて昨日と同様すばらしい快晴に。なので、午前中にもう一度山頂に行ってきました。山頂の岩陰にいると風もなく、お日様ぽかぽかで気持ちいいし、周りの景色は相変わらずすばらしいしで、結構長居してしまいました。
 燕山荘では、餅つきをやっていました。つきたて餅はおいしいこと。よく考えたら餅なんて何年振りかしら。帰省しないと食べる機会がないんですよね~。雑煮食べたい。
 さて、一眠りしてから蛙岩へ。途中は雪庇が大きく張り出していた。大雪でしたもんね~、今回登り始めるまでは。蛙岩の岩のトンネルを登ったりと遊んだあと引き返す。
 小屋ではまたコーヒータイム。雑談していたらあっという間に夕焼けの時間。ということで、また完全武装で外に出る。


2006.1.2(月) 行動時間6時間 やや吹雪
 燕山荘→合戦小屋→中房温泉→宮城ゲート→温泉→穂高駅→八王子

詳細は後ほど。


参考:
 ・山岳ガイド/福田浩道氏のウェブサイト(ツアー主催者)
 ・南岳小屋支配人/坂本氏のウェブサイト(ツアースタッフ)


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