ようやく大沢在昌著「暗約領域 新宿鮫XI」を読了。
「新宿鮫シリーズ」は大好きなのですが、ずっと放置してました。
前作「絆回廊」で桃井課長を失った鮫島がどうなるのかは気になっていたものです。
んで、レビューをば。
全体的には会話が多く、まだるっこしい印象。
とくに同じ内容の会話が繰り返されておりました。
これは本作に限らず、近年の大沢在昌作品に見受けられる症状です。
女性新課長や鮫島の部下になる新人刑事等、キャラクター一新の印象ですな。
俄然面白くなって来たのが、新人刑事がトンカチで殴られたあたり。
鮫島と香田、古本屋のオヤジの三人が池袋の敵のアジトに乗り込むシーンは「さすが大沢在昌!」といった感じです。
香田が拳銃や抗弾ベストをいとも容易く入手しちゃうのはご愛敬っすかね。
浜川とのやりとりはハードボイルドで良かった。
鮫島を狙う敵・陸永昌はふたたび現れるのでしょう。
緻密な警察描写は大沢在昌がいちばんです。
とにかくリアル。
ま、僕は警察内部の事は知りませんが。
この「新宿鮫シリーズ」、なかなか新シリーズが始まりません。
次の「XII」が出版される頃、僕は還暦を超えていると思います。
あーあ、歳は取りたくねーな!
「新宿鮫シリーズ」は大好きなのですが、ずっと放置してました。
前作「絆回廊」で桃井課長を失った鮫島がどうなるのかは気になっていたものです。
んで、レビューをば。
全体的には会話が多く、まだるっこしい印象。
とくに同じ内容の会話が繰り返されておりました。
これは本作に限らず、近年の大沢在昌作品に見受けられる症状です。
女性新課長や鮫島の部下になる新人刑事等、キャラクター一新の印象ですな。
俄然面白くなって来たのが、新人刑事がトンカチで殴られたあたり。
鮫島と香田、古本屋のオヤジの三人が池袋の敵のアジトに乗り込むシーンは「さすが大沢在昌!」といった感じです。
香田が拳銃や抗弾ベストをいとも容易く入手しちゃうのはご愛敬っすかね。
浜川とのやりとりはハードボイルドで良かった。
鮫島を狙う敵・陸永昌はふたたび現れるのでしょう。
緻密な警察描写は大沢在昌がいちばんです。
とにかくリアル。
ま、僕は警察内部の事は知りませんが。
この「新宿鮫シリーズ」、なかなか新シリーズが始まりません。
次の「XII」が出版される頃、僕は還暦を超えていると思います。
あーあ、歳は取りたくねーな!