朝は7時頃に起床した、前から来たかった
「銀山温泉」なので、皆が起きるのを待たずに、人気の無い温泉街を一人で散歩してみた。
車に戻り、朝食を取って今度は家族で温泉街を散策した。
温泉街と言っても二百メートル位しかなく、道路もそこで行き止まりになっているので、大きい車で入っていってしまうとUターンできなくなってしまう。
まずは散策だ! 橋を渡ってすぐに足湯がある、あまり大勢では入れないが硫黄の良い香りが漂って来る、川には大きなニジマスが泳いでいて、古びた町並みを見ながら奥に進んでいくと、まるで「千と千尋の神隠し」に出てきた「油屋」(湯屋)の様な橋と建物が見えてくる。
重厚な風格の溢れる木造3階建ての建物が並ぶ情緒あふれる温泉宿だ! テレビや雑誌などで見たことは有るが、実際に見ると大きく感じられ、威圧感さえあるようだった。
温泉街を過ぎて、この先にある公園も散策する予定だ!滝があったり、銀山の坑道跡を見ることが出来るようになっていて楽しみだ。
しかし、入り口まで来て愕然とした! 階段だ・・・ しかも「この先600m」と言う看板まである。ちょっと上ってみたが、苔むした滑りそうな階段が続くばかり・・・
K太は歩いてくれそうだが後の2人には無理そうなので、上り口近くにあった坑道を見て、温泉街を戻った。 戻る途中にある「大湯」も覗いて見た、入っている人は居なく小さな湯船があるだけの共同浴場だ、ここはパスして次を目指した。
入り口近くの橋まで戻り、橋を渡って右が温泉街なのだが、左のほうに向かったすぐに寺が見え行き止まりなのだが、その途中に「しろがねの湯」があるのでそちらに入った。
三角の建物で、一階が女湯で二階が男湯と変わった所だ。 まだ 誰も入っていないようで、貸しきり状態(嬉) 泉質は含硫黄・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)で湯はサラサラした硫黄泉の香りのする透明の湯、少し熱めだが子どもたちとのんびり入ることが出来た。
ちょうど出るときに、おじいさんが一人入ってきて、湯船を見るなり「あれ!こんなに変わっちゃったの? いつから??」と聞いてきた、始めて来た事を伝えると「これじゃ風情も何もなくなっちゃうね~」とブツブツ言いながら入っていった、昔はそんなに良かったのか??
長く入ったつもりだったが、ミホの方が遅かった。 しばらく寺のほうを散策していると、蛇が居た! やまかかしの様だがヒヨが怯えてしまい、風呂のほうに戻ってミホとルンルンが出てくるのを待った。
足湯の前まで戻り、その前にある豆腐屋に寄った。 イチゴや葡萄が入っていそうな透明のパックに大きめの豆腐が入っていて、それを一つ頼んで橋の上で食べた(足湯で食べたかったが、足湯は一杯だった)少し固めの味の濃い豆腐で、とても美味しかった。
厚揚げも売っていたので、今日会うTommyさんにお土産をと思って並んでいたが、前の人が買占め、売切れてしまった(悲)
銀全温泉を後にして、一路仙台に向かった。
1時間半くらいで到着(意外に近い?) 仙台から少し離れた駅にTommyさんが迎えに来てくれて、車を置いて、そこから電車で仙台駅に向かった。
仙台の電車は押しボタン式の自動ドアで、駅に着いても勝手には開かない。「変わっているでしょ?」とTommyさんが説明してくれたが、変わっているな~とは思ったが、電車に乗る事自体ここ5年の間に2回目の私には、あまりピンと来なく、それよりも自動改札で子どもはどうするの?とか、改札を出るときに切符が出てこないよ!などと違う所で焦ってしまっていた(笑)
外はかなりの本降りになっていたので、市内観光は出来なかったが、代わりに駅ビルの中を案内してもらった。 地酒や駄々茶豆シェイク等々仙台ならではの食べたり飲んだりした、中でも店名は忘れたがパイの中にクリームが入っているお菓子が美味しかった。
案内して貰った後は、夕食を取るためにお待ちかねの牛タンを食べるのだが、以前来た時には「伊達の牛タン」と言う所で食べた、今回食べるのは
「喜助」だ! 何でも美味しい牛タン屋は他にあるのだが、今回は電車で来ているので、思う存分飲める!しかも!ここはサイドメニューが豊富で、飲みに来るには丁度良い所らしいのだ!
入ってみると、確かに定食の他に、タン豆腐やタンサラダなど変わったメニューが盛り沢山! 中でも茹でタンと、タンつくねは絶品の味で生ビールに良く合うツマミだ。
子どもたちに頼んだ定食は肉を細かく切ってくれて、子どもたちにも食べやすい大きさになっていた。
以前来た時には肉はこれだけ?と言った感じだったが、今回は牛タンが余ってしまいそうだった(汗) Tommyさんからすれば、珍しくも無い牛タンだが、付き合ってくれたので、本当に美味しい牛タンを腹いっぱい食べることが出来て大満足だった! ありがとう!!
お腹一杯になった後は(私は生ビールを4~5杯飲んでいい気分)お土産に、さらに牛タンを買って、電車でTommyさんの家に戻った。
Tommyさんの家にお邪魔して、さらに飲んだので記憶は薄いが、北海道のお土産を頂いたりして、お世話になった。 何時にお開きになったかは覚えていないが、多分24時くらいだろう! 心配していた気温も低く、快適に寝ることが出来た・・・と思うzzz