CHAINSAW ART JAPAN・ケイジの仕事記録

木を切るチェンソーで木彫刻。チェンソーアートジャパン・ケイジの仕事などを記録したブログです。

たんぼモンスター木彫展 告知

2009年07月26日 | 少し前のチェンソーアート関連
<夏休み特別企画>

木からのメッセージ たんぼモンスター木彫展
~小さな生きものたちの大きなちから~

田圃やその周辺に生息する生き物たちを木彫刻(チェンソーカービング)で表現。
約10点を展示予定。 ミジンコやトンボ、カブトエビなどなど。

最近は食の安全についても、内容が刻一刻と変わり、何が真実なのかが分からなくなってきています。
それは、自由経済・資本主義という中において、「金銭」を主軸とした「生産」が良いとされているからです。それによって失われている物・事があることをあまり知られてはいません。
日本人の根底にある「米」とそれを作る田圃のあり方についても議論が絶えません。
深刻な農業離れや荒れていく田畑を、どのように考えて行くのかがいつも論点です。

田圃・・・そこには、人間が米を作るというだけではない「計り知れない営み」があるということに気づかされ、田圃には「米を作る」機能だけではなく「水を浄化する」とか「空気を浄化する」という機能や他にももっともっと大きな意味のある生産が「多くの生命」によって創り出されていたのです。

しかし、その生き物たちは年々、特にこの数年で激減し、思った以上に早い速度で影響が出始めているのです。(今回の企画ではそこまで深入りしませんが・・・・)

梅樹庵・竹内シェフの料理を食べながら、「食」について、「それ(食材)ができる過程」について、そこには多くの生き物たちが生きているからこそ恵をいただけるのだということを感じてもらいたいと思います。

多くの方々に「生命の営みによる恵」を伝えたいと思いました。
だからこの企画を行うことにしました。


目的:「田圃・お米はそこに住む多くの生き物たちの活動あっての食物生産であること」
    を、この紀州材の木彫刻を通して多くの方々に伝えていくこと。

名称:たんぼモンスター・木彫展 ~小さな生きものたちの大きなちから~

会場:茶房 梅樹庵(和歌山県田辺市龍神村) 電話0739-78-2056

期間:2009年(平成21年)8月 1ヶ月間
(梅樹庵のオープンしている日だけ)

作者:チェンソーアート・ジャパン 城所ケイジ(世界チャンピオン)
   http://www.chainsawartpro.com

見学:無料

展示手法:木彫刻品の展示(予定:トンボ数種、ヤゴ、カエル、ミジンコ、カブトエビ、タガメなど)
     パネル展示(説明パネル、写真パネル)

その他:詩人「せい」紹介コーナー(田辺市龍神村にIターンした詩人の活動紹介)
    本人のパフォーマンスあり
http://www.sei-world.com/profile/message.html

詳しくはメールでお尋ねください。
chainsawartjapan@gmail.com