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7月下旬から飛んでいた赤とんぼ、8月下旬でも1,2匹しか見かけない。
8/12朝日新聞に「ウクライナ 戦争と人権」と題して、政治学者の豊永教授が寄稿されていた。
〇犠牲を問わぬ地上戦
〇国際秩序のため容認
〇正義はそこにあるか
ウクライナの避難民1700万人⇒国境を越えた人は1000万人を突破 (UNHCR :2022年8月)
ウクライナの死者数⇒兵士約9000人、子供361人、市民の死者数は8/21までに5587人⇒死傷者数は数万人に及ぶが実数は不明。
豊永教授の言うように、正義があったとすれば、ロシア侵攻後直ちに世界の強国を味方につけてロシアを止めに入るべきだったと思う。だが、現実の政治の世界では不可能だった。即ち、正義の営みは狂気のプーチンを前にして簡単に吹き飛ばされたのである。
それでも唯一の望みは、国連が前面に出て休戦を促し、和平交渉を強力に進めることである。その国連に、欧米や中国、インド、パキスタンをバックに付けなければならない。そのために国連は何度も中国やインドに行って交渉しなければならない。世界の強国が一致団結すれば、狂気のロシアとて停戦するしかない。世界で唯一最高の地位にあるグテーレス事務総長の正義と手腕にウクライナ市民の運命がかかっているのだ。