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日経平均株価を長期でみると、そーなんだと


日経平均株価4451円安となり、史上最大の下げ幅になったという。ブラックマンデーの再来なのだろうか?
2024年8月5日  終値3万1458円  下げ幅4451円(12.4%)
1987年10月20日 終値2万1910円  下げ幅3836円(14.9%) 
下落率では2番目である。実際は香港を発端に、1987/10/19の月曜日に起こったのであるが、世界でも日本株の変動が大きいと伝えられている。日銀が独立性を疑われ、今までの政策が良い結果を生まなかったせいで大幅な変動を招いたともいえるだろう。高すぎた株高が実態に近づこうとするのは理にかなっている。誰も止められない。
1989/7/1  38916
1992/7/1  16925
2002/7/1    8578
2008/7/1    8859
2012/7/1  10395
2014/7/1  17450
2016/7/1  19114
2018/7/1  20014
2020/7/1  27444
2022/7/1  26094
経済政策の失敗で、下手をすると失われた30年が再びやってくるのだろうか。誰にもわからない。「死せる孔明生ける仲達を走らす」という諺があるが、不安心理はとんでもない行動に走らせることがある。

もう一つの悪材料は、世界の不安定化である。ネタニヤフ氏とプーチン氏という時代の傑物か、あるいは愚物によってまさに世界は混沌としている。あまりに行き過ぎた資本主義によって、殆どの国のGDPを上回るような株の売買が、投資家の利益のために恣意的に行われている状況は、まさに異常の何者でもない。
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