いろんな若手や小さな事務所のデザイナーが、万博ロゴに競って応募した作品5,894作品から残った作品が上の5つである。言うなれば、残った5作品がもう一つの作品ばかりで、選考委員の意図がいみじくも表れている。どうしても選べと言われれば仕方なく『B』か、シンプルで奇抜な『E』なのかと・・・
ロゴとして小さいバッジだと目立たないが、大きくすると確かに気持ち悪い。大阪都構想になぞらえて選考されたようで、気持ち悪いデザインという街の声は当たっている。だが、ネットでは「コロシテくん」というネーミングまで付いてゲテモノ人気にあやかって好評だと出ていた。
新型コロナの感染で世界中が混迷化する中で、ハッキリ言って『不謹慎な』作品だからこそ、みんなの心の中が見えているようなこの作品が選ばれたのだろう。(たぶん、不謹慎な選考委員が後押ししたのが真相だろう)福島原発事故復興にあやかった東京五輪といい、カジノ投資を当て込んだ大阪万博といい、今の政治家の単細胞思考についていけない国民は少なくないだろう。