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マイナンバーカードの誤登録にみるアナログ行政の未来

マイナンバーカードのおそ松くんには恐れ入り谷の鬼子母神である。拙速という言葉がある。「拙速」の意味は「出来は悪いが、仕事が早い」 。「拙」は「つたない、まずいこと、劣っている」という意味でも今回のマイナンバーの欠点を見事に捉えている。

新聞の記事を読む限りにおいて、ミスの要因はアナログ的なもののようだ。デジタル化を急ぐあまりアナログ人間がアナログ思考でミスったようである。デジタル方式で、有り無しの単純な作業方法にすれば1件たりともミスは起きなかっただろうに、ことを急ぎ過ぎ、ことを急がせ過ぎたのが根源にあるのだろう。司令官の大臣が責任を認め、近々ご自分に何らかの処分を下すという話はどうなったのだろうか。

だが、そもそも行政はアナログに一番近く、デジタルに一番遠い職種だろうと思う。それこそが住民に寄り添う一番の近道だと思うのだが、、、



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