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この後に、馬刺しの霜降り、ステーキ、天ぷらと
ヤマメの塩焼きが来た。優しさ溢れる料理で、地元の食材を利用した最高のおもてなしは、スタッフの何気ない気遣いと共に、都会のホテルのマニュアルにはない誠のおもてなしであった。
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朝食もこれにサラダの大皿が付いてきた。一番は、ご飯の美味しかったことである。今回の食事は、贅沢を通り越していた。
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お洒落な台形のガラス窓が付いた板戸と高い天井に主の趣味の佳さに感服した。聞けば、先代が宿を始めて20年以上という。古から豊富に涌き出る温泉、47℃を自然に任せて42℃に落とすだけという。だから、水を加えたり温めたりもしていないので、肌にとてもいいのである。自然と温泉が自慢と
いうのがよくわかる。
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大浴場への通路
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三階に3つある内湯付きの通路