最近のマフラーは、バンパー内に一体化したものと、両サイドまたは中央にある車が目に付くようになってきた。カッコイイという側面もあるが、スポーツカーですよと言わんばかりの主張には少し戸惑う。さりとて、マフラーを車体と一体化したようなお洒落な横長の大きなマフラーの口元には、慣れてくるとだらしないような締まりのなさで興ざめする。車の後ろ姿は、飽くまでもあっさりとした着流し風が風景に溶け込むように見える。
日本車のデザインはどうしても今一である。某大手は、ボルボやパサートを参考にデザインしたような車を平気で作っている。それに反して頑張っているのがM社である。フランス社にも負けない流麗な仕上げは、世界でも一番の注目の的だと評判である。