日銀は16日、日銀が買い入れるETF(上場投資信託)を年間12兆円に倍増して株価を下支え、企業を支援するために社債買い入れ枠を新たに2兆円設ける。(テレ朝)
△3/18時点で日銀の含み損は2、3兆円と黒田総裁が答弁。
「平成10年4月の日銀法改正の最大の眼目は、中央銀行としての「独立性」を法制度としても明確にすること」だったが、黒ちゃんに変わってから、その独立性は瓦解しました。そして、自主性という柱もいつの間にか無くなっています。大事な柱が2本も無くなった今、果たして日銀はちゃんと業務遂行できるとは思えません。地方銀行ばかりではなく、中小に限らず、老舗の大企業も軒並み傾いている日本。それは、構造改革の掛け声だけで、原発を温存して世界の潮流に乗れなかったせいです。金を無尽蔵にばらまいて、土建業だけの一過性の景気に終わっています。どこか未来都市みたいなジャンクションがあちこちに出来ていますが、どこかチグハグに見えてなりません。
世の中には、やっても勘弁してもらえる範囲が自ずとあります。絶対手出しできない領域です。それを大胆に突破したら、『ブレークスルー』とは言いません。単なるカミカゼ愚連隊でしかありません。そして、2年という国民へのドヤ顔での約束はどうなったのでしょう。失格したのに続けるというのは一体全体どうなっているのでしょうか。
法務事務ばかりのキャリアで政権との調整しかしか知らない検事長が、難解なゴーンの決着をつけるとか何とかで定年延長した件も、無茶苦茶ですね。戦争末期の帝国陸軍を彷彿とさせるものでしょう。オリンピックが2年延期になれば、マリオのおっちゃんを見なくて済みそうで、それが待ち遠しいですね。
ブレークスルー=① 行き詰まりの状態を打開すること。 ② 科学 技術などが飛躍的に進歩すること。 ③ 難関や障害を突破すること。(大辞林)