誰かが橋の上から餌を放り込むのか、無数の鯉が口を開けて集まっていた
テクノリバタリアンがキーワードだという。テクノロジーは、「科学技術。科学的知識を各個別領域における実際的目的のために工学的に応用する方法論 」。リバタリアンは、「リバタリアニズムを主張する人。自由至上主義者。完全自由主義者」。とあるので、世界から集まった頭でっかちが、ＡＩを使って巨万の富を得ている GAFAや一部の連中によって世界が掌握されて、何十億の民が奴隷のようにこき使われる社会になるのだろうか。
ポピュリスズムがもう一つのキーワードである。「大衆からの人気を得ることを第一とする政治思想や活動を指す。本来は大衆の利益の側に立つ思想だが、大衆を扇動するような急進的・非現実的な政策を訴えることが多い 」とある。大阪でももてはやされて未だにくすぶり続けている。
今年はこの２つのキーワードによって右往左往するのだろうか。われわれの情けない大衆性によってこの２つのキーワードが踊り狂うような時代になるのだろうか、それとも彼らに冷水を浴びせるような自然界のお咎めがあるのだろうか。2025年が波乱の幕開けにならなければと祈るばかりである。
