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17、8年前に出会ったBMW525の強烈な思い出


17、8年前に北茨城へ出張した時、東京からBMW525で乗ってきた同僚の車が印象に残った。その人は、子供が神戸で下宿しているので、東名高速で何度も行き来しているがこのBMWは全然疲れないと言っていた。エンジン音も人間に心地いい音になるように考えてある、、、当時、プリメーラに乗っていたが、車に対する考え方がぐらついたのを覚えている。そして、いつかはBMWと思い定めてきた。

ところが、あのさり気なくそれでいて颯爽としたBMWが、今では格好良すぎる車へと大変身してしまった。フロント部分は強烈なデザインに変貌してしまった。BMWに対峙するのがベンツである。販売店に行っても、どこか老舗の百貨店にいるような錯覚を覚える。デザインでも内装でもトヨタの追随を許さない頂点に君臨している。レクサスが逆立ちしたって敵う相手ではない。(ドイツで、レクサスの最強車種とBMWのM3が正面衝突した事故を思い出す)

日常的に乗る車として、格好良すぎるBMWや豪華すぎるベンツは不向きである。さりとて、ハイブリッドのカローラ・ツーリングでも325万円もする。ホンダ・アコードなども実に良く出来ていて個性的だ。だが、4百万円台に跳ね上がってしまう。そんな時にふと見つけたのがパサートだった。さっぱりとした感じとと言えばいいのだろうか。端正なたたずまいにも似た趣があった。

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