飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

日本人一人当たりのGDPは世界で30位

何とも弁明できない恥ずかしい日本の実態だ。
要するに、GDP世界第3位と鼻高々のようでいて、実態は世界で30位という話だ。だから、政財界が少子化を第一番に心配する訳だ。日本人の平均年収は30年以上変わっていなくて、世界で22位という数字も納得できる。よくよく考えれば、G7に入れていることが奇跡である。(日経3/25の記事より)

日本人の生活実態が、GDP世界第2位や第3位の国とは到底言えないと不思議に思っていた。世界22位や30位というのであれば納得できる話だ。日本の街を見ると、一人あたりGDP世界第30位らしく、只々ビルが建ち並んでいるだけの貧しい景観である。公園でも雑草が生い茂っているのを当り前のように見かける。

昔一億総白痴化と言った文化人がいたが、日本人はその時のまま成長していないのかもしれない。それが証拠に、東北大震災の復興を見ればよく分かる。何十兆円も金をつぎ込むだけで、町の復興などまるで絵を描いたように実現できていないし、福島原発事故の教訓も全く活かされていない。原発を止めない日本の経済界こそ一番総白痴化しているし、その次に、30年も安い賃金を強いた連合だろう。

一億総白痴化は、低俗なテレビ番組を大矢壮一が嘆いた言葉だが、今やメディアの総白痴化が進み過ぎて、誰もが政治評論家然として、ガキのような議論をするのがメディアの真骨頂のようになってしまったようだ。

解決のカギは、一極集中と非正規労働者や中小企業にあるのは間違いない。だが、政治家でまともに取り組む人はほとんど見かけない。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「社会の動き」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事