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憎しみ合うイスラエルとパレスチナは同じ民族になる運命

地球儀を見るとよくわかるが、地中海の東側に接するイスラエルとパレスチナは、トルコ・シリア・イラク・サウジアラビア・エジプトなどに囲まれた小さな国である。そんな小さな国で、人間の仕業とは到底思えない残虐非道の行いは、お互いの国を亡ぼすだけである。滅亡の手前では、どんなに大バカ者でも悟るはずだ。そうでなければ滅びるだけだからである。

地中海の北と南、西と東では180度も違う文明国家が乱立している。これはネアンデルタール人から現生人類への過渡期に、遺伝子か何かが悪さをして憎しみ合うような改ざんが行われたせいだろうか?南米や南アフリカでも悲惨な部族争いや権力争いが絶え間なく続いている。これらの争いが暑さのせいでないことはロシアのヒートアップをみれば一目瞭然だ。やはり、人類が白色や黄色・黒色・褐色に分かれる前に、激しい憎悪の遺伝子が受け継がれてきているのだろうと思うほかない。

そうみれば、解はひとつしかない。日本のように単一民族と名乗りながら、アイヌ人や縄文人、弥生人、琉球人、渡来人が一緒くたになっている如く、イスラエルもパレスチナも国家を一つにして一緒になる道しかない。その過程では差別という社会問題が長く長く続くとはいえ、同一地域にいる以上は一応は一つの国家を形成するはずである


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