オリンピック・ファミリーと呼ばれる特権階級。その数5000人。契約では大会組織委はファミリーに五つ星または四つ星ホテルのスイートルーム(1泊数十万円から数百万円)を含む1400室を提供。IOCの予算は1泊400ドルで差額は組織委が支払う。(毎日より)
クーペルタンは、「オリンピックの理想は人間を作ること、つまり参加までの過程が大事であり、オリンピックに参加することは人と付き合うこと、すなわち世界平和の意味を含んでいる」 と述べた。思想的には問題があったクーペルタンでも、平和な人間教育の祭典を望んでいたことから、東京五輪開催の実態が明らかになるにつけ、”ぼったくり男爵”バッハ率いるIOCファミリーへの高級接待がいかにオリンピックを愚弄するかという証左でもある。