5月に上陸したヒグマが手配されていた。
今日は、路線バスで利尻島を回ることにした。利尻町は曇っていて山は見えないが、利尻富士町では晴れている。小さな島でもこれだけ極端な天候に驚く。綺麗な周回道路があり、4つの集落を回っている。
町は、祭りと天皇の来島で大忙しである。左側の黄色いお店が、ミシュランで星を取ったというので、連日行列ができるようだ。昨日食べたヨット仲間の話では、美味しいけれど900円は高過ぎだとこぼしていた。
リシリとは、高い島というアイヌ語である。利尻富士の高さは1721mである。奥尻では、ウニの採る量が制限されていたが、ここではないと漁師が言っていた。以前は、殆どの島民が冬の間出稼ぎに行っていたが、今はいななくなったと言っていた。最近では、利尻コンブで相当の売り上げにもなるらしい。それに、ナマコやウニもあるので港界隈の人たちもよそ者にも丁重な扱いをしてくれるようだ。
昨夜は、波止場で宴会の後で釣り大会になったが、入れ食い状態で小さいものはリリースである。魚は、ガヤ(蝦夷メバル)、黒ソイ、ハゴトコ(メバルの仲間)があっという間に数十匹釣れた。
沓形漁港で製作中の漁礁
鉄骨造りだから、海では数年でボロボロになるのでは?作業員に聞きに行った。すると、海中なので3、40年は大丈夫らしい。魚の住みかと底引き網などの乱獲防止も兼ねているとのこと。見た目だけでは解らないという典型だった。
来月、天皇が来島されるというので、そこらじゅうお巡りさんだらけである。警察官や海上保安官に町役場の職員、近所の漁協関係者などがひっきりなしにヨットまで話に来る。其々に丁寧に応対するのもヨットマンの勤めでもある。
港の近くに温泉があり、泉質は国内でトップクラスだという。お湯の色は薄茶色なので金の湯と言うらしい。1000名とも言われる支援の警察官も大勢入りに来ていた。
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