♦8月1日 沓形港10:00出港~香深港11:50着岸 8.9㍄(16.5km)
香深漁港の船溜まり(桟橋みたいな好位置)
小樽の2艇は、焼尻島に向けて8時に出港。見送った後、こちらは10時に出港した。左前方からの波と右前方に流れる奇妙な波の間を進んで、11時50分に着岸した。漁港内を一巡して、さー何処に着けようかと思っていたら、町の職員が着岸位置を指示してくれてモヤイも取ってくれた。
茶色の立派な建物が礼文町役場である。早速、入出港届けを出した。役場では若い職員が多いのが印象に残った。近くにある漁協ストアーには商品の数も多く、必要十分な品揃えだと感心した。レジで2番目に並んでいると、奥の事務所から職員が来て対応する手際良さに最北端の離島であることを忘れてしまう程だ。(係留料は3日で495円)
ネットでウニ丼が相当高いとあったので、歩いている人に尋ねると、ウニは時価ですからいくらかはわかりません。ネットで3500円と出ていましたが? それくらいと思っていたら大丈夫ですとの返事。産地と言えども美味しいのは高いと言うことであろう。
大手コンビニは絶対に出店しない場所にもセイコーマートはある。ここでも立派なセコマがあった。昼下がりという時間帯なのにお客がひっきりなしである。ホッとシェフの手作り弁当もなん十個も作られていた。驚くばかりだ。
27日の晩から六日間も一緒だった6人と別れて一人になると、そうだね一人旅だよねと自問自答する。友からの定時連絡で、釣りでもしたらというので、釣り出したら釣れる釣れる。10分ほどに20数匹も掛かって、小さいものはカモメに上げた。
昔昔はこんなに簡単に釣れたのだろう。都会の過密が、当たり前を壊してしまったんだと思った。