ヒゲGの田舎暮らし日記「自遊空間」

第2の新世界に飛び出したオヤジがくりひろげる苦悩と笑い、喜び、ボヤキをお届けします。(編集長のひとりごとver.2)

北海道での走り方Vol.2

2012-03-27 15:17:02 | 旅行
<アナザーブログからの転載 2011.10.26>

画像


バイクで北海道を周遊するといろんなことに気付かせられる。

まず、至るところで道路工事に遭遇する。
冬場、スタッドレスで荒れた路面を短い夏場に補修するのだそうだ。
宿で出会った同じく還暦を迎え、車で北海道を周遊するご夫婦と夕食時に話題となった。
決して裕福だとはいえない北海道でここまで整備された道路事情っていったいなんなんでしょうね?
そのくらい、北海道の道は走りやすい。

つづいてガソリンスタンド。
尋ねてみると、大都市では24時間のセルフスタンドはあるが、地方では夕方6時くらいまで。
5時くらいまでに給油は終えた方がいいですよと親切にもスタンドのスタッフに教えてもらった。
あわせて、道北と道南の違い。
道南では街と街の間隔が短く、一つの街にもガソリンスタンドが多い。反対に道北では街と街の間隔がとても長く、間には何もないことがおおい。
乗用車に比べて、バイクは燃料タンクが小さいので航続距離が短い。この辺が要注意だ。
私のVULCAN1600はタンク20L。予備が4Lなので16Lで走行する。北海道では地道で燃費15km/Lくらいに上がったので240kmは安全圏。
しかしながら、どこで給油するかを毎日頭に入れとかなくてはならなかった。

一つは糠平温泉から上川層雲峡へ抜けるR273はGSがないとの注意書きがツーリングマップにあった。なんとか、予備タンに入っても行けるだろうと考えたが、念のため、隣町の上士幌まで戻って給油した。実に23km。
もう一つは道央道の北の終点。士別剣淵から日本海側の苫前までのR238は79kmの間、GSがない。
ここはなんとか予備タンでしのげた。ライダーにとってはこんなところも注意。

画像

あわせて、ツーリングする期間にもよるが、私のように期限を決めなくて走っているライダーなら荷物の量も考えないといけない。私のバイクにはツーリング仕様なので、左右に大容量のバーニアケースがついているので、そこに7分目ぐらいくらいに収め、予備の革ジャンやスニーカ、洗濯物などは防水バッグに入れてリアにくくりつけた。洗剤は途上のドラッグストアでnanoの液体洗剤を買い込み、定期的にコインランドリーのある宿をおさえた。
6月下旬に小樽に入ったが、低気圧の前線の通過とかで、朝から寒く。革ジャンの上にレインスーツを着用して走った。実に、上川では日中というのに8℃。震えあがった。現地でバーゲンの長袖のトレーナーとスポーツソックスを調達した。

一般的にライダーならキャンプ場やライダーハウス、ユースホステルなどの安宿がガイドブックでは紹介されているが、今回の私は2食付の民宿とか温泉旅館、ペンションを中心に、大都市なら朝食付きのビジネスホテルを好んで選んだ。理由は長いツーリング。体力勝負。2食をしっかり食べられること。2食付なら民宿でもその地の結構な料理が出される。そして温泉。
せっかくの北海道周遊。滞在費をできるだけ安く上げたいというのもライダーですからわかりますが、ある道の駅であったライダーはお昼の定食が一番の料理だといってました。キャンプ場で朝はカップ麺、夜はコンビニ弁当だそうです。別に彼のツーリングに異をはさむわけではないですが、せっかくの北海道。大地の恵み、海の幸をいただきたいというのが今回の私の旅でした。
それから温泉、観光名所、人とのふれあい。そしてやはり、北海道は道。

あわせて、1日400kmも走ったというライダーもいたが、夏場なのであせもにもご注意。
暑くなってくるとシートあたりが汗ばんでくる。1日200kmから250kmっていうところが、観光もし、ゆっくり周遊できるだろう。例外なく、お尻にあせもができました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿