田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

今年も焼きとりフェスタ

2023年10月03日 | 日々の出来事

 先月下旬、恒例の焼きとりフェスタが開催されました。会場は街なかの公園です。駅前商店街の一番街を通って行きます。名前の通り、かつては久留米で一番人通りの多かった中心商店街です。いまはこの駅前一等地が飲食街になりつつあります。

 焼きとりフェスタは社団法人の「久留米焼きとり文化振興会」の主催です。久留米は焼き鳥屋の多い町。居酒屋とは違い、家族連れが結構多いです。私も盆正月の家族の集まりには焼き鳥屋をよく使います。子ども達は会席よりも焼き鳥が好きですね。個室や座敷がある大きな店もあって、その場で多少の人数の増減に対応できます。

 テレビニュースによると、二日間で10万本の串が用意されたそうです。話半分としても、毎年多くの人で賑わいます。久留米では串に刺せば何でも焼き鳥になりますが、人は何故こんなに焼き鳥が好きなのでしょうか。

 大テント前ではステージイベントもあっていました。

 バックヤードにあたる屋台テント裏は煙で霞んでいます。公園の周りでは座り込んで焼き鳥を食べています。会場ではビールも提供されますが喧騒はなく、ごみ収集など衛生管理はしっかりしていました。

 並んでまで焼き鳥を買う気はないので、一巡して帰ることにします。いまではイベントでもない限り街なかに出てくることはありません。商店街の書店やレコード店で時間を潰して少しぶらつき、喫茶店で休憩するという楽しみは遠い昔の話になりました。以前は街のあちこちに大小の喫茶店があって、今日はどの店に入ろうかと思ったものです。

 車で図書館に行く途中、空き地にコスモスがまとまって咲いていました。10月に入ったばかりですが朝夕は涼しい風が吹き、もう秋になったのだと実感します。一千万本のコスモスで知られるキリン花園は今月の中旬に開園するそうです。今年は夏の終わりが長かったので、咲き具合が気になります。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大木町の道の駅へ | トップ | 八女福島の燈籠人形「玉藻之前」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の出来事」カテゴリの最新記事