「もう、しばらくあなたとお別れね・・・・。」
少女は次々に葉を落とす木に話しかける。
少女が小さかった頃、よく木登りをした思い出の木。
泣きたいぐらいに辛い想いをしたときに一緒に寄り添って話をきいてくれた木。
疲れて眠ってしまったときにあたたかく見守ってくれた木。
あなたが毎年大きくなっていく以上に私も大きくなったわ。
でも、心はまだ幼い子供の気持ちは忘れていない。
だから気持ちは通じるの。いつまでも私を見守っていてね。
落ちる木の葉は少女を見守るフェアリーのようにまとわりつき、落ちていった。
少女の気持ちに応えているかのように・・・・。
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福岡にいる彼女の娘さんの力作です。絵に合った物語にしてみました。
パソコンや携帯、ゲームなどの普及により自然と向き合う機会が少なくなった子供たち。
自然と共存していかなくては生きていけないのに、これからの未来に対応できるのでしょうか?
勉強や仕事以外にも、もっともっと真剣に考えていかなければならないことはあなたの身の回りに
たーくさん、あるのですよ。
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