高倉健さんの代表作「幸せの黄色いハンカチ」を久々に見ました!
77年の作品ですが、小さい時にTVで何度も見た覚えがあります。
この作品と言えば赤いファミリアですよね!
劇中で大活躍する新車のファミリアがこちら
グレードはスーパーカスタムのようです
小さい時は大ヒットした5代目のFFファミリアとごっちゃになってましたが、
こちらはFRです。
それでも77年にデビューして3年間で89万台を売ったヒット作です。
当時ゴルフに代表される5ドアハッチバックを採用したデザインはクリーンで好感が持てます。
(コスモみたいな顔はいまいちですが)
スーパーカスタムで新車価格が89万円ですが
ラジオはAMの1スピーカ、エアコン無し。パワステ、パワーウィンドウ無し。
と無い無いづくしです。
何にも着いてないのにどうやって細かくグレードを分けてたのか不思議です。
大卒の初任給が今の半分の時代なので、単純比較すると178万円
実質的な後継となるアクセラの15Cが176万円
廉価グレードですが、エアコン、パワステ、パワーウィンドウは勿論
ABS、エアバック、プッシュスタートと当時からは信じられない程装備は充実してます。
当然走行性能や安全性は雲泥の差です。
そう考えると車って安くなりましたね。
ファミリアと言えば有名なのは初代カーオブザイヤー獲得の
初代FFのこちら
サーフボードを積んだ赤いXGは当時の社会現象にもなりました。
でも個人的に印象深いのは
7代目のBG型
太いCピラーで骨太な印象の3ドア
当時のメルセデス190Eにも似た端正なフォルムの4ドア
そしてリトラクタブルライトでスペシャルティなアスティナ
とどれもクラスレスなデザインで魅力的でした
3ドアGT-Xは
1.8Lインタークーラーターボ 180PS
に前後不等トルク配分のセンターデフ式4WD
っとメカ好きにはたまりません。
この後のモデルチェンジから他の車種と同様に
肥大化と迷走を始めてしまいます。。
2003年にアクセラと名前を変えて欧州勢と渡り合う骨太さを取り戻すには
9年の年月が流れます。