先日購入したリペアキットが届いた

早速中味を確認

ブラシ周辺のパーツがセットになっています。
早速スターターの分解を

先日ブラシは外してますが、ブラシホルダーを外すにはスプリングの保持側の爪からスプリングを外す必要があります。
細いドライバーでグイグイやるとスプリングの勘合が外れて、ホルダーがヨークから外れます。
後はリペアキットを再度組んで行けば完成ですが、
折角なのでもうちょっと分解して見ておこうかと
ヨークがフロントブラケットにT5のトルクス3ヵ所で止まってるので外します。

二ヶ所リベットで固定されてるので4mm程度のドリルで外します
リア側は軸上にカバーが付いてるので外します
ヨークとアーマチュアが外れました
シャフトの後端のCリングを外すとアーマチュアが外れます

下にワッシャーが二枚入ってるので失くさない様に注意
さて磁力で引っ付いてるアーマチュアを引き出すと。。

あれマグネット付いてきた。。
これvaleo製スタータ定番のマグネット剥離では。。
マグネットが接着剤で付いてるだけなので古くなると剥がれて動かなくなるそうです。
まじすか~
4枚マグネットがついてますが3枚アーマチュアと共に出てきた。。

ちなみにマグネットは分離する前に位置関係をマーキングしてあります。
マグネットは剥がれた後も回された為か、角が欠けてアーマチュアに削られた形跡も
1枚はヨークに固定されたまま

その為他の剥がれたマグネットはアーマチュアに張り付いていながら、
位置は少ししか移動しなかったのでなんとか回転してたのかと。
って言うか接着剤だけで固定って有りですか。。
さてどうしよう。。
色々検索すると直されてる方の記事が。
エポキシ系の接着剤とパテが良いらしい
っと言うことで急遽ドンキで購入

ボンドクイック5
ロックタイト 多用途補修パテ
ヨークとマグネットを綺麗に洗浄してから
いよいよクイック5で貼り付け
磁力で引き寄せあうので狙った位置に押さえるのがちょっと大変

なんとか貼り付け完了。
これだけだと頼りないので隙間をエポキシパテでがっつり埋めて固定します

さらに気休めに瞬間接着剤を一周流し込む
これで大丈夫かな
さてマグネットも固定出来たので組み立てていきます
シャフト後方のクリップを固定

ヨーク内に段つきワッシャー一枚、外側に厚み違いで二枚ワッシャーがあります。
段つきは径大の方が外、外は薄い方がヨーク側
いつの間にかマグネットに付着して、失くしたかと焦るので注意
カバー、シールゴムをつけて
スプリングを入れたホルダーをヨークへ固定

これがなかなか難しい
スプリングを持ち上げながらブラシをセット

ブラシとスプリングの間にベークライトのプレートを入れ忘れないように、ショートして大変なことになります。
あとはリアカバーを締めて
フロントブラケットと固定して完成

本当はここで単体無負荷試験をすべきなんでしょうけど。。
そのまま306へ搭載
スロットルやエアクリも戻します
さてドキドキしながら始動!
キュンキュンブルン!
っと勢い良く回って始動しました!
やった~直ったみたいです!
本当はマグネットだけ再接着すればバッテリーもブラシも交換しなくて良かったかもですね。。
早とちりしました。。
でも直ってよかった!
odd:131283km