健康ライフ

健康っていいですね❕

お手伝い⑱ 『干し柿のおかげ』

2017年11月19日 | お手伝い

 
 秋深まり、県南の山々も装いが変わってきました。運動公園の木々も緑からオレンジや
黄色へ・・。ずい分ご無沙汰していました。冬の足音が聞こえてくるようになってきま
した。
 さて、今回はお手伝いからです。どうぞ、最後までお付き合いください。


【柿すだれ】
 お手伝いに行くと、軒の下に立派な柿すだれができていました。
今年も大量の柿すだれです。100個200個という数ではないのです。
そのすごい数の柿すだれに太陽の光が当たると、パアッと表面が輝く橙色になって
目を奪われ、とてもきれいで気持ちまでパアッと明るくなるようです。

 我が家も毎年山々に秋色を感じはじめる頃、柿を干します。
そして、毎日、柿の顔色を見て揉んだり、紐の位置をずらしたりと世話をします。
干し柿をおともにふうふうしながらお茶している・・そんなある日を想いながら。

 さて、お手伝いの初日はよいお天気。2日目は雨。夜明けから雨が降るらしい。
カビが生えたら捨てるだけ・・といいながらも忙しくなる前に、ご主人は柿すだれを
Hさんと移動し、簾の雨除けをかけ、扇風機を回す。
 雨が上がると、簾をあげ風の通り道をつくり、柿すだれを元へ戻し、柿の様子を
見まわって。

 仕事が終わってひと息つくとき、ご主人が「一緒に食べよう」と、持ってきてくれる。
ホッとした体にまだ若い干し柿のフレッシュな甘さがしみわたる。「美味しい!」
干し柿を茶菓子にして、皮の向き方や世話の仕方など干し柿の話でひとときの時間を
過ごし・・しあわせだなあと。


【手間ひまかけて】
 干し柿を口にするとき、今年もしてよかったと思います。してなかったら食べれない
し。干し柿をしたから美味しさや出来るまでの話を共有できるし、何よりそれが楽しい。
干し柿をすると、手間とひまがかかるし、気も揉むけど、きっと必要なんだと思う。
手間とひまをかけて経験すると楽しいし、また来年も!とファイトがわいてきます。


【明るい循環・・】
 「する」と、いいことが生まれ、明るいものが回っていく・・そんな気がします。
我が家でも干し柿をしていたので干し柿の話ができ、干し柿をとおして人とつながり
包丁のサビとりの方法や干し方や出来上がり具合やそのほかいろいろの話を聞かせて
もらえているなと思います。
 また、「来年もしよう」と、やる気も出ます。「できるように元気でいようよ!」
「来年はどこへ柿を買いに行く? 」「 柿を剥くための包丁・・我が家も購入しようか」
と、好きなことをいいながら楽しみを計画中の今日この頃。
 「する」をしながら元気に!・・いかがでしょうか。



 いつもお読みいただき有難うございます。明日も元気にまいりましょう。