こんにちは!
……今日は何をご紹介しようかしら。。。
…あっ、そういえばっ!!
先日、パッツンちゃんが面白い事をしておりまして(^□^)
今日はその様子をご紹介しますね♪
さてさて、、、
この白い紙に包まれた物体、、、一体何か分かります??
(すでに名前が写っておりますが・・・(笑))
実はこちらの物体、「蜜蝋(みつろう)」という物なんですね。(←めっちゃ名前写ってるって(笑))
蜜蝋とは、ミツバチの巣を精製した軟らかめのロウの事なんですが、
パッツンちゃんはこの「蜜蝋」を、ある風にして使用したんですよ!
その[ ある風 ]と言うのはですね、、、
塗装仕上げの代わりに使用したんですっ!!
(やり方は下記に詳しくご説明しますが)簡単にご説明すると、
「塗料」の代わりに「蜜蝋」で保護膜を作っているような感じなんです(・▽<)b
「蜜蝋仕上げ」は、溶融亜鉛めっきや塗装ほどの防錆効果はありませんが、
室内で使用する分には十分な防錆効果があります。
(ただ、「ロウ」とい事もあり、高い温度は苦手なんです。
40℃くらいからロウが軟化し始めベタついか感じになり、70℃あたりで溶けてしまいます。
室内でも、日光のあたる場所・暖炉のそばだと鉄自体の温度が上昇し、
表面を覆っているロウが溶けだしてしまいます。)
ロートアイアンの味わいや肌合いを堪能するには、うってつけの仕上げ方なのですが、
あくまでも「室内向け」の仕上げ方法なんですね(^-^;)
門扉やフェンス・手摺や妻飾り・表札など、
屋外で使用する商品を主としているうちでは、あんまりしない仕上げ方なんです。
「蜜蝋仕上げ」のやり方はこんな感じ↓↓↓↓↓
(↓)まずは、「蜜蝋」を溶かしていきます。
うっすら「湯気」が写っているの、、、分かります??
固形の「蜜蝋」を熱して溶かした後なので、湯気がバンバンに出ているんです!
……この、溶かした蜜蝋の匂いがね、、、
今まで嗅いだ事ないような、、、なんか独特な匂いでして。。。
私、、、ちょっと苦手……(^^;)
そんな話はさて置いて。。。
(↓)次は「手摺り受け金具」をバーナーで熱していきます。
(↓)熱くなったところを、筆で蜜蝋を塗っていきます。
めっちゃ湯気(!?)煙(!?)が出ていますっΣ(゜□゜;)!!!
(↓)その後、熱があるうちに余分なロウを拭き取って完成!
……この時、パッツンちゃんが「熱い熱いっ」と言っていたのが印象的でした…(^-^;)
お疲れ様です、パッツンちゃん(><)っっ
さてさて、気になる仕上がり具合はと言うとー…、こんな感じです(↓)!
(↓)蜜蝋塗布前
(↓)蜜蝋塗布後
微妙に違いますでしょ(^□^)??
「蜜蝋仕上げ」は鉄の風合い・素材感・表情を魅力的に表現してくれる仕上げ方なんです!
こうゆう仕上げも、また味があって素敵ですねぇ~。
室内で、あんまり気温差がないところだったらおススメな仕上げ方です♪
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