ゆるふわ屋。 - 鏃キロク・若林浩太郎のブログ -

シナリオライター若林浩太郎のblogです

起動戦士ガンダム00(ダブルオー)

2007年06月07日 19時18分18秒 | 雑記
今日は気分転換に書店に行ってきました。

すると、なんと客がゼロ!
やった!
普段は(周りが気になって)読めない雑誌が立ち読みできる。

というわけで。
万引き対策でカメラをずっと見てる店員さん以外
誰も居ない本屋さんで、ニュータイプという名前の
アニメ雑誌を立ち読み。

すると、次の土6(土曜日6時枠)と
噂されている新ガンダムの情報が少しだけ載っていました。

キャラクターデザインは高河ゆんさん。
やっぱり先行情報通りでしたね。

そして監督も水島精二さん。
これも同じ。

メカデザインは3人いて、大河原邦夫さんらを始めとして……ン!?

もう、公式サイトとかあるじゃないですか。

Wikiの項目。

公式サイト

ストリーミング動画

このリンクだけで説明いらんかったww

ゲドを読む。 を、貰った

2007年06月07日 15時46分34秒 | 雑記
影との戦い―ゲド戦記 1

岩波書店

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昨年の夏。

スタジオジブリ作品として公開された映画「ゲド戦記」。
そのアニメ映画が7月にDVD化される。

そのCM…広告として「ゲドを読む。」が配布されている。

おそらく大きな書店の店頭などに置かれているだろうが、
これを皆さんが読んでいる今頃は手に入りにくく
なっているのではないだろうか。

私自身もこの冊子が無料配布されることは
週刊少年マガジン内の特集で読んで知っていたが
それが昨日だということは覚えていなかった。

なので、紀伊国屋・大阪梅田店の入り口前に
それが置かれていたと家族から聞いた時には
「もう配布開始したんだな」と驚いた。

劇場で映画を観て、映画版ゲドについては
その時点で自分の中では完結したので
それ以上の興味を抱くことはなかった。

原作に向けられた興味は、同じように
劇場に足を運んだ人が書店で買い求めた為に
ついに手にすることはなかった。

そして今日。
「もし冊子が残っていたら貰ってきてくれると嬉しい」と
家族に伝えていたら、ちゃんと取ってきてくれた。

昨日、大量にあったそれは今日殆ど残っていなかったそうな。

だからこの冊子を手に入れることの出来た私は
幸運だろうと思う。棚から牡丹餅だ。

ここで私が書きたいのは、何も自慢などではない。

昨年の夏、大々的に公開され様々な反響を巻き起こした
「ゲド戦記」について、もう一度興味を持つ
きっかけになったという事だ。

私は今、これを家族から手渡され
主な著者である糸井重里が書いたはしりや
心に染みる言葉の項くらいしか読んでいない。

だが、劇場を出た際に漠然と抱いていた
興味を再び湧き上がらせるには十分な内容であると実感した。

そしてこれは勿論、アニメ映画ではなく
原作に対しての興味である。

人の手より生み出されたものである以上、
作り手が意図していようといまいとそこには
何らかの理由があり、それは生まれたはずである。

映画版ゲドは、非常に分かりにくい映画であった。
それは多くの方にご賛同頂けると思う。

ではなぜ、あのような映画になったのか。

伝えられなかった多くのもの、それはどんなものだったのか。
伝えきれなかった作り手の思い、
それを原作から読み取ることはできないだろうか。

そのような興味を抱かせるに十分な
内容が、この冊子にはある。

広告の意味合いとして著わされた「ゲドを読む。」は
無料で配布されている。

約200ページの文庫サイズ、
黒か黄色の表紙で内容は同じだ。

映画を観て釈然としない思いを抱えたまま劇場を出た方、
私以外にもたくさん居るはずである。

原作を買う気にはなれなくても、
無料の冊子ならば懐にも優しい。

これが広告である以上、スタジオジブリ他の
戦略にまんまと乗っているのは明白なのだが…
いいのではないだろうか、と私は思う。

そして作り手を目指す人たちに原作を読んでもらい、
映画の批判をするだけではなく自分なら
どういった内容にしただろうか、と考え論議して欲しいと願う。