KERC活動日誌

柏アーリー・リコーダー・コンソート
古楽リコーダーアンサンブルの日々あれこれ

12月12日練習日誌

2009-12-16 06:31:36 | 練習日誌 ~2010 
出席者:全員
場 所:柏中央市民会館創作室2

明日香先生門下生発表会後のはじめての練習でした。

〔練習曲〕

ジョン・ダウランド  Lachrimae Antiqueae 1

Matthew Locke  Consort zu 4 Stimmen 1-Suite  d-Moll から
  1.Fantasie  2.Courante

Lachrimae Antiqueae は5曲あって、原題では「古き涙」、「新しい古き涙」?? ・・・
というようになっているそうですが、日本語訳では1曲目は「流れよ、わが涙」となっています。
リコーダーでは「涙のパヴァーヌ」という方がとおりがいいかもしれませんね。
私も昔々、ブリュッヘンのソプラノの演奏をFMで聴いた覚えがあります。

「涙のパヴァーヌ」は元々歌曲として作曲し大ヒットしたものを、後にダウランド自身が
リュート独奏用に編曲した作品だそうです。
楽譜にもリュート用のタブラチュアーという記譜が載っています。
最近では、ギターで演奏されることが多いようですが、リュートの演奏があったので、
リンクを載せておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=Lvu3Ruox-Bg

練習では、テナーで吹いたのと、以前に一度やったことがあるので、小節の区切りがないことにも
それほど違和感なく、音取りはとりあえずクリア。
・6小節の3拍目と4拍目で響きが変わるのをはっきり出せるように。
・8小節から9小節(縦線)のところで雰囲気が変わるのでそれも違いを意識して。
 16小節から17小節(縦線)ではあまり雰囲気が変わらないため、間を空けすぎないで17小節に入る。

この曲は、KERCだけでなく、門下の他のグループでもやられているところがあるのかな。


Matthew Locke の曲は、Sさんが演奏されていたのを I さんが聴かれて、ぜひやりたいというので
今回の選曲となったものです。
私はグレバス(ソプラノ、テナーと同じC管)でヘ音記号のところを吹きましたが、
以前に「譜読み」(2009/11/9、閑話休題の項 譜読み)で書いたように、高音域や、音が飛ぶところで
何度も読み間違えてしまいました。しばらくは目と指がつながらなずに苦戦しそうです。
1曲目 Fantasie は、途中で速度が変わるところが大変です。

次回はこれらの曲と、フーガの技法をやる予定。

(tomo)
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