中学入試の思い出

今日はセンター試験でしたね。
センター試験の日は毎年、兵庫県は私立中学の入試の日でもあります。

わたしの塾の生徒たちもそれぞれ頑張ってきた様子です。

うちの息子の中学入試の私の忘れられないエピソード・・・

その日は・・・今日よりもずーっと寒い日で
朝は木の枝にうっすら雪が残り、道はところどころ凍っていました。

集合時間に余裕を見て、すごく早くに家を出て
「公共の乗り物で！」という言葉を守り電車で向かいました。

親子面接もあるというので私もきちっとしたスーツ姿で
ブーツではなくパンプス履いてました。

駅から10分以上歩かないといけない学校目指して
息子と夫と3人でてくてく歩いていました。

周りにも同じような親子連れがたくさんいて・・
同じような緊張感に包まれていて・・・

まさに正門前！！
「着いた」「いよいよだ」という緊張感もピークの時

パンプス履いていたキー子は・・・
凍っていた道で・・・ツルン！！と

そして!!その時
「すべった」

と大声で叫んでしまったのでした

あわてて夫だったか息子だったかの体にしがみついて
尻餅まではつかずにセーフだったのですが

キー子の発した「す・べ・る」の言葉にただでさえ
寒さと緊張で凍っていた周りの空気は
一層凍りつき
周りの人も、夫や息子さえも
「すべった」私を白い目で見て
縁起の悪い私からスーッと離れていったのでした

もちろん、誰一人「大丈夫ですか？」の声もかけてくれませんでした

あれから９年
無事合格させていただき、６年間通わせて頂きました
だからこそ・・語れる懐かしい思い出です



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