よろずウッド工房(西宮市山口町船坂):国産木材、注文家具::定休日:毎週水曜日

よろずウッド工房さんの一角で手作り木工してます。欅、栃、桜、檜等の無垢一枚板のダイニングテーブルやTVボードも

04:3Dキャド(DS Mechanical)の基本の「き」:コマンド

2016年09月19日 | 木工製図:3Dキャドを使ってみた

木工製図に必要な<<最低限>>の機能(コマンド)の<<ツボ>>
<<これだけ使えれば、木工製図はできる>> 
ここに書いてあることだけでは、わけがわからないと思います。「DS Mechanical」を使いながら(体験しながら)理解してください。 

 

 ====表示====

【ホームビュー】
いわいる、3Dの標準画面。スピン(回転)などで、<<わけがわからなくなったら、このコマンド(^^>> 

【スピン(回転)】、【パン(移動)】、【ズーム(拡大・縮小)】
 この機能は頻繁に使います。リボン(画面上段のコマンド一覧)から選んでもいいのですが、私は、<<マウスのセンタホイルを押して操作>>します。
〔ホイル〕を押してマウスを動かすと回転
〔Shift〕+〔ホイル〕を押して動かすと移動 
〔ホイル〕を回転させるとズーム 

 ====描画====

【線】直線を描く。<<どの面に描くかをきめてから>>⇒【ホームビュー】で面(グリッド)を決める
 初期画面ではグリッドが表示されているが、書き進めてから、ある面に描きたいときは、
 ・〔3モード〕〔 選択〕で、描きたい面を選択し、

 ・【線】をクリックすると
 ・グリッドが表示され、〔 スケッチモード〕になる
 ・この面を正面にもってくるには、〔回転〕するか、左下のサイコロの「ポツ」をクリックする 

【作業線】構造線と認識されない目印としての線。<<どの面に描くかをきめてから>>⇒【ホームlビュー】で面を選ぶ。<<下書きに使うとよい>>

【矩形】四角形を描く。<<どの面に描くかをきめてから>>⇒【ホームlビュー】で面を選ぶ

 

====2D、3D切り替え==

【スケッチモード】<<濃いグリッドにしてから描画する>>2D平面で操作する。
 ・3Dキャドの基本・・2Dで描いて、Pullで引っ張り上げて立体にする。
 ・「3Dモード」中で、面を選択せずこの「スケッチモード」を押すと、おそらくXY平面に薄いグリッドが表示される。このグリッドのどこかをクリックすると本選択されて、濃いグリッドになる。
  ・また、「3Dモード」で予め面を選択してから、「スケッチモード」を押すと、その面の濃いグリッドとなる。」

【断面モード】「スケッチモード」ほぼ同じ。断面は斜線で表示される。

【3Dモード】3Dで操作する。
 ・マウスのセンタホイルを押して回転などの操作をしてわけがわからなくなったら、このボタン!。
 ・左下のサイコロの「ポチ」を押すとその面の正面からの表示になる。

 

====編集====

【選択】面、線、点を選択する。一番よく使う編集機能。

【プル】引っ張り上げる。
 ・これぞ3Dのゆえん。2D(スケッチモード)で描いた面を引っ張り上げて立体にする。
 ・立体の面や線、点を指定して引っ張ることもできる。
<<「プル」して他の面まで到達すると、一体化してしまう!!(やってみれば、たぶん落ち込む)>>
 ⇒オブジェクトを選択したところで「右クリック」して「マージなし」を選択すると免れる。
 ・くっついてしまったときには「ボディー分割」へ。

【移動】立体(全体)、面、線、点を指定して移動(変形)する。
 立体(全体)・・・ <<左ウインドウにある「ストラクチャビュー」の「Solid」を選>>
 <<コピーするときは[Ctrl]をおしながら>>
 <<たいていの場合は、数値を指定することになる・・「スペースキー」を押す>>

・・小休止中・・ 

====分割・結合====

【組み合わせ】

【ボディー分割】

 

====調査====

【寸法】

 

 

 

 

<<はじめに<< >>次へ>>


03:3Dキャド(DS Mechanical)の基本の「き」:使いはじめ

2016年09月18日 | 木工製図:3Dキャドを使ってみた

2Dキャドを使ったことのある方・・前提です。
3Dキャドに慣れるには、「豪ににいって豪に従え」しかありません。
試行錯誤しているうちにできしまうのですが、せっかく発見した使い方も、すぐに忘れてしまいます。
備忘録として投稿するのですが、3Dキャドを始める方にもきっと参考になると思います。

DS Mechanicalのインストールは他のHP等を参考にしてください

DS Mecanicalの使い始めとして、下記の図面jを作成してみます 

 

 まずは、新規作成画面を・・

 

3Dキャドの基本⇒まず、平面(2D)lを描いて、盛り上げる(引っ張り上げる)ことで立体(3D)になる。
 初期状態では「スケッチモード」が選択されている。・・まずはこのまま進むことに。

 

X-Y平面に矩形(4角形)を描く。寸法は・・適当に。

 

そして、これを盛り上げる(プル)ことにより3D化jしていく。
〔3Dモード〕、〔プル〕を選択して先ほど描いた4角形にマウスをもっていくと、下記のように持ち上げる矢印がでる。 〔プル〕を選択すると自動的に〔3Dモード〕になる。

矢印をつかんで、持ち上げる(ドラッグ)と立体になる

 

次に、前面に突起をつくるため、〔矩形〕を選択。突起を作る面(前面)をクリックすると〔スケッチモード〕
【ポイント】
 

 

この面に、〔矩形〕を描く

 

そして、先ほどの要領で前面に引っ張り上げる

 

くぼみを作るのも、同じ要領だ

 

 

 

 

 


02:3Dキャドの効用:表現力は抜群

2016年09月14日 | 木工製図:3Dキャドを使ってみた

通常(従来は)木工製図といえば平面図、正面図、側面図といういわいる2Dキャドでかきましたが、3DCadで描くとこうなります!>

テレビボードです。

前からみたら

裏から見たら

 

側板を外して、横からみたら

これに寸法などをいれた、平面図、正面図、側面図、それだけでなく断面図も作れます。
ツボをつかめば、結構簡単・・・?

次回から、各「ツボ」のおさらいを掲載していこうと思います。

 >>次へ>>


01:はじめに(2Dキャドから3Dキャドへ)

2016年09月14日 | 木工製図:3Dキャドを使ってみた

木工家具を作成するにあたって、通常、図面(木工製図)を書きます。
これまではいわゆる「2Dキャド」で、平面図、正面図、側面図・・3画法で描いていました。
依頼者への説明(確認)もこれでやるのですが・・・・必ずしも正確に伝わらない(~~
それで、フリーハンドで見取り図を・・・となるのですが

平素から2Dキャドで描いた図面を3D化するツールはないものかと探していたのですが、あっても非常に高価!!。

そんななか、最初から3Dキャドで描くのもありか・・・jとさがしてみたら、なんと十分な機能のものが無料であるんですねぇ。
インターネットの世界はなんともすごいものです。
評価などをみると「DesignSpark Mechanical」というのが機械製図にはよさそうです。
早速、ダウンロードして使ってみかけましたが・・・なかなかなじめません・・・・・・・1か月ほど ・・・やっと
「通常の家具製図程度なら、難しくない」 というポイントをつかめたような気がします。たまにしか使わないのでせっかくつかんだノウハウも今度使うときにはわすれそう。
そこで、盛りだくさんな機能は無視して、必要な最低限の機能と「3Dのツボ」の備忘録兼みなさまにも紹介していきたいと思います。

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