ちょっと仕様を変えて、追加しました
ティッシュペーパーは横から入れる仕様です
材料は 栃の木とケヤキです
綺麗な檜の端材がでたので、遊びでつくってみました
寿司のシャリびつです
この中に布巾をひいて、シャリ(すしご飯)をいれます
食べ物をいれるので、ボンドは使わず タケ釘です
塗装もしません
蓋の持ち手は、アリ桟を入れて反り止めになっています
(** 昇降盤の調子がもひとつ! 鋸刃のアリがおかしいのがありそう
早々、調整しなければ・・・・・
最後に、蓋を作る工程になります
箱の本体(身)と底のスノコができました
これに、蓋を作っていきます。
蓋の板は約13mm 3枚の板を雇いサネを入れて継いであります
一枚板もいいのですが、幅が300mmの薄い板は反りやすいので反りの特性を逃げるために、3枚の板を表裏表とゆうように互い違いにして貼り付けます
この蓋の内側には2本の桟を取り付けます⇒二方桟蓋
この桟木は蓋がずり落ちないようにするためと、蓋の反り止めにもなります
反り止めのためには「吸いつき桟(アリ桟)」がよく効きます
この、桟側を裏にして 蓋をはめます
以上で、ほぼ完成
あとは、仕上げ削りと面取り です
まもなく、出来上がります。。。。大変お待たせ致しました (^^
蒸し暑い日が続いています
ネタ箱作り・・・今日は、箱の身(本体)の組み立てとスノコ
5枚組継ぎの本体。きちっと仮組して、タケ釘で固定していきます
ドリルで4mm穴をあけ、そこにタケ釘を打ち込みます
次は、スノコ
直角に気を付けて真鍮釘で固定します。両端の板には釘を2本いれて変形しないようにします。
今回のスノコは
保冷剤スペースを取るために高さを約40mmとしました。
近くの方だと、作成期間中にご覧に来ていただけるのですが・・
ちょっと深めのネタ箱・・取り組み中です
出来上がりイメージです。蓋は省略していますが、二方桟蓋となります
下の写真は箱の「身」の部分 5枚組継ぎ、底は上げ底の組み込みとなります。
まだ、始まったばかりですが、頑張っております。
これを、きちっと仮組して、タケ釘で固定していきます。
薄い無垢板で、ティッシュペーパーケースを作りました
厚さは厚いもので7mm程度。薄いのは5mmを切っています
接合は45度にカットして、接着剤だけですが、結構しっかりできました
45度にカットすることで接合面がかなり取れてことがよかったようです
このネタ箱
縦20センチ、横15センチ
縦25センチ、横20センチ
です。「えらいちいさいなあ」と思いながらつくりましたが
出来上がってみると、「えらいかわいい」
蓋は「本印籠蓋」 すのこもついています ⇒本格仕様
はるばる、九州・熊本からご注文いただきました。
!(^^)! ありがとうございます。
当方では、通常は近所のお客様がほとんどで、時々様子を見にきて頂けるのですが・・・
さすが、熊本からでは、そうゆう訳にはいきませんので、このブログで途中経過報告します。
箱の本体と蓋・・
蓋は完成していますが、本体は仮組状態です
箱本体の木組みは三枚組み継ぎです。接着剤は使わず、竹釘で固定していきます。
あとは、外周を綺麗に仕上れば、完成・・・・というところです。
残すは、中に入れる「スノコ」です。
来週早々に完成・・・の予定です。
もう少しお待ちください。
蓋は、箱より2mm程度大きくつくることにしまた・・・蓋を開けるときに手がかかるように。
正確に45度に切断した部材にアクリルシート(2mm)用の溝をきります。
これもきつすぎると組立が困難になるだけでなく、仕上がりが変形することもあるので。いわいる「適度な溝」を掘るひつようがあります。2mmのトリマビットはありませんのでマルノコ盤で2度曳きして加工しました。
組み立てると内側の仕上げができませんので、部材のうちに面取りをします。面取りは「面取り鉋」で
面取り鉋は、確実に45度で深さも一定に削れるようになっています。鉋をひっくり返すと・・
部材がそろったところで、並べて収まりを確認します。
組立は、額縁の組立と同じ要領です。が、接着剤は耐水ボンドをつかいます。耐水ボンドは乾くと茶色になりますので、少なめに付けます。
特に、内側に出てしまうとアウトです。
締め付けには専用の工具も販売されていますが荷造り用のベルトを使います・・コーナーにはこんな宛て木をします。
はみ出してきたボンドが宛て木につくと大変ですから、ラップを施します
あたりの悪いところは玄翁でかるく叩いて、角をピシッと合わせて、しっかりしめつけて1日おきます。
ラチェットのないこんなベルトでもできます
カバンなんかを縛るやつです。これではしっかり締められませんので、宛て木を2個入れて左右にぐぐっと開きます。これでもよくしまります。しかし枠の中ほどが内側に歪んでコーナーの密着がわるくなることがあるので、要注意です。
・・・・もう少しでしあがります・・・
できあがってしまいました・・・(++ちょっと急ぐ事情があって、作成工程の写真をあまり撮れませんでしたできあがりは、こんなのです
作り方ですが。。。まずは、箱の「身」から
箱の木組みは「5枚組み接ぎ」としました。⇒箱の組み手についてはこちらをご覧ください⇒三枚・五枚・あられ組み接(1)
側板の底板をはめる部分はトリマ巾6mm、深さ8mmくらいの溝をほります。板は約8mm。周囲を鉋でテーパに削り、周囲の厚さは6mm弱。この時、底板の周囲を溝きちきちにすると組立が大変で、無理すると箱本体が歪んでしまいます。溝にす~ぅっとはいるぐらいがいいと思います。また、組み手の長さは板厚より1mm程度長くします・・組みあげるとツノがでますが・・組み手のきつさもきつすぎないように、かといってゆるすぎないように。初心者のときは、きつすぎて、よく割れがはいったものです。
接着には、あの白ボンドはつかえません(水に濡れると溶けて白い汁が出てきます)。竹釘でとめます。
まず、軽く玄翁で叩いて(もちろん宛て木をして)、くみましたが、これでは当然?隙間があります。ハタガネでしっかりしめなければいけません・・・5枚組み接ぎにすると、これが結構大変!初心のころは組み手がきつすぎて、よく泣いたものです。
しっかりはまるが、きつすぎない・・・絶妙な加減が必要。中に入れるネタの水分をきっちりまもる精度が必要です。
接着材はつかわなくても、ハタガネで締めてきちっと突き当てます。
沢山のちいさな宛て木が必要です。ハタガネと宛て木を用意して、組みあげます
この状態で、一日置いて、なじませます。
組みあがった箱です。接手のところは、約1mmのツノがでています・・これは組みあがってから、鉋でたんねんにけずります。
ネタ箱は、水分を含むし、なんといっても食べ物を入れる箱ですから、接着材は好まれません。
竹釘をうってしっかりくみ上げます。
・・・・・・蓋につては、またこんど・・・・・
再び、寿司屋さんのネタ箱に取り組んでいます。
今度は、アクリル板で透明の蓋・・・という注文です。
大きさは450mm×300mm 材料は檜・・・
ネタ箱等・・水に触れるものは、白ボンドは使えない⇒五枚組み接ぎとし、竹釘で接続することにした
蓋は、檜で枠を作って、アクリル板をはめ込む。蓋をはめた時、動かないように枠に切欠きを作る。とは言っても枠の厚さはできるだけ薄くしたい(--
今、箱の部分を製作中。
作り方(工法)も紹介していきたいと思います・
御寿司屋さんの定番・・ネタ陳列ウインドウをなくすことによってお客様のと敷居をなくすのだ・・とのことで、ネタ箱を作ることになりました。
きれいなヒノキで大きさな300mm×450mmくらい。箱の底の御簾もヒノキ。もちろん蓋もついています。このまま冷蔵庫にいれ、お客様には、この箱ごと見せるそうです。
・・お客様にみられる・・・・・と思うと、作成にも緊張がはしります。加工もさることながら、材料選びにもこだわりました。
箱は、五枚組み接ぎで底板はヒノキの一枚板ではめ込みです。
底板はヒノキの一枚板ですが、蓋は3枚の板を矧ぎ合わせてあります(雇い核接ぎ)。矧ぎ合わせることによって、反りを防ぐためです。
蓋の位置決めと反り防止のため吸付き桟を入れます。この吸付き桟には接着材はいれません・・なぜ??
板は横方向に収縮する性質があります(縦方向にはほとんど収縮しません)。板に横方向の桟を入れて固定してしまうと、収縮の違いにより、板が割れることがあります。このため、吸い付桟(アリ桟)はきっちりとはめ込むだけで、接着しません。使っているうちに、板の収縮により、桟が飛び出してくる(ほんの数ミリ)場合があります。これにより、狂わず永く使える・・・古来からの伝統工法なんです。
蓋・・・について
このような「箱」には、「印籠蓋」や「かぶせ蓋」がありますが、
印籠蓋では・・・蓋のかみ合わせ(アイカキ)部分が汚れやすい
かぶせ蓋では・・蓋の材料の厚みの分だけ周りが大きくなり、冷蔵庫で場所をとる
このような、理由から、「二方桟」蓋にしました・・・木の収縮の性質を良く受け止めた合理的な仕組みだと思います。
欅(ケヤキ)の板(8mm)の端材ができたので・・・
何を作ろうかと考えた末、座卓の脇にでも置けるゴミ箱をつくることにしました。
いっそのこと手間を惜しまず⇒約10mmのあられ組み接ぎとしました。難しいことはないですが、正確な作業の繰り返しです。
暇をみつけては、出来るだけずつやって・・できました
「おばちゃん」に差し上げたら、「ゴミ箱なんてもったいない、調味料いれにちょうどいい」とよろこんでくれました。