なんと・・贅沢にも、桑の木で椅子を作りました。
椅子は用途によって微妙な違いがあります。食卓(ダイニング)椅子、読書、くつろぎ・・背もたれの角度、座面の角度、高さ・・
また、個人差によっても・・高さは勿論、背板の角度や位置、ひじ掛けの高さ・長さ・・等微妙に違います。
オーダーするときは目的に合わせて専用の家具を作れるよう十分こだわっていただきたいと思います。
下記の椅子は、展示・体験用に標準的な食卓(ダイニング)用のひじ掛け椅子です。
広めの背板が2枚・・この広さが座り心地(もたれたときの安心感)になります。
ひじ掛けは左右の長さ(巾も)違います。これにも拘りの「訳」があります。
なんといっても、食卓椅子には食卓椅子ならではの「角度」あります。背板と座面は食卓椅子としての最適なj角度に設定してあります。
また、座板は、杉を使用。お尻の形に彫り込んであり、座布団をひかなくても、絶妙の座り心地!
背板の位置(特に下側の位置)のフィットには個人差があります。この椅子は下側の背板を移動できるようにしてあります。この効果は実際に座って体験していただけると、よくわかります。
特に、腰痛のある方には、腰をサポートしてほしいものですが、なかなか適した椅子はありません。背板を一番下にして、クッションをかますと・・・「私はとても楽にくつろげます(^^」
・・・・確かに快適なひじ掛け椅子
・・その長所をまとめてみると・・
・立ち上がりが楽・・特に高齢者にはお勧め
・豪華(高級)にみえる・・・確かに(^^
・くつろげる・・肘をかけることで、腰への負担が軽減されます
・・欠点もあります・・
・巾です。いくらコンパクトにしても50cmを超えます。ひじ掛けがなければ、40cmですみます。
・出入りの邪魔になる・・一般的にはそうですが、左右どちらかのひじ掛けを短くすることで解消!お客様の事情(動線)に合わせてオーダーメイドします。
・窮屈に感じる方も?!・・かっぷくのいい方だと、窮屈に感じるかもしれません。ひじ掛けの内径を43cmとしますが、これもオーダーメイド!いかようにもできます。
とは言え、巾がひろくなるのはいたし方ありません。これは、ダイニングテーブルに椅子を3個並べられるところに、2個しか並べられない・・ということになりかねません。
ひじ掛けなしでも背板と座面の仕様は同じ。
写真では短足胴長にみえますが、座面の高さは標準的な40cm。背板はハイバック。全体の高さは90cmになります。勿論変更可能です。
2タイプの食卓椅子を紹介しましたが、ご高齢のかたにはぜひともひじ掛けタイプをお勧めします・・私もそうですが・・楽です!!