「簡単に・・楽したい」
「掃除が大好き!」っていう方はいらっしゃいますか?
私は掃除が好きなわけではないのですが、汚れているのがイヤなタイプです。
その為「どうしたら汚れにくいか」や「掃除がしやすい方法」を日々考え、実験しています。
その実験室となっているのが我が家のキッチンなのでーす
なぜ、実験をしているかというと、
過去の失敗があるから・・・
私は以前、地元の住宅会社で営業として勤務していたことがありました。
その会社では、営業が最初の段階で間取り図を描き、話を進めていく形をとっていました。
その頃私は独身で、家事はほとんどすることがなく、主婦の気持ちや行動など知る由もなし。使い易さを考えても、経験が少ない分、良い提案はできませんでした。
今考えると、その頃のお客様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今は、主婦として家族と過ごし、家事をするという経験があるから、より良いアイディアが生まれ、提案ができるのではないかと思っています。
普段の家事は、「めんどうくさいなぁ~・簡単に済ませたい」と思っているのですが・・・だからこそ思いつくアイディアがあるんですよね!
建築士の勉強は教科書上で学びますが、教科書では学ばないこともたくさんあります。
すべての仕事がマニュアルどおりにいかない様に、実生活のほうが役に立つことがあると思っています。
家事はまさにそのもの。自分で試してみて「これは良い!」と思ったことを、提案に取り入れるように社長に頼んでおります。
ということで、どんな実験をしているかというと、
実験1. 油や調味料の飛び跳ねはどの辺りまで飛んでいる・・?
キッチンの加熱機器(IHやガス)の前にキッチンパネルを貼っている方は多いと思います。
加熱機器の側面の壁の床に近い部分
ここが意外と汚れています。しょうゆやケチャップなどが飛んでいるんですよね! この部分がビニールクロスの場合、気づかずにいると掃除をしても取れない状態になってしまいます。そこで・・
「キッチンの前面だけでなく、この部分もキッチンパネルにしたら、掃除がしやすいのでは?」と思い、今ではお客様のキッチンには、正面から横の床に近い部分まで、キッチンパネルを貼るようにしています。
キッチンパネルは、汚れが落ちやすく、ちょっと長い間放置しても・・洗剤や、メラミンスポンジなどで汚れが落ちるので便利です。
でもメーカーさんのお手入れのポイントとしては「調理が済んだらすぐにさっと水拭き後、から拭きして水気をとり仕上げます」と
書いてありますので、できる人はそのようにしてくださいね。
実験2 ブリックタイルは汚れが気になるのか?
キッチン前面のブリックタイル。
こんな画像に憧れている人も多いと思います。
見た目はかわいいけど、私は掃除のしやすいキッチンパネル派なので、以前は「ブリックタイルは汚れがつくと、とれないだろうしベタベタになるのでは?・・・」と思っていました。
そこで、自宅キッチンにタイルを貼り付けた板を設置して、実験開始!
かれこれ2年が経ちました。
今現在、油汚れは染み込んでいますが、ベタツキもなく表面はサラサラの状態です。
以前はキッチン前のタイルはオススメしていませんでしたが、汚れが付きにくいということがわかってからは、私の中では「オススメ」に変わりました。
こんな感じで、私は自分で納得したものをオススメするようにしています。
これからも家の中の掃除を、どうしたら簡単に楽できるかを日々考えていきます。
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