(1)自護衛艦に射撃レーダー照射=ヘリにも、東シナ海で威嚇か―防衛省事通信 2月5日(火)17時58分配信
防衛省は5日、中国海軍のフリゲート艦が1月30日に東シナ海で、海上自衛隊の護衛艦に火器管制レーダーを照射したと発表した。射撃用の同レーダーを照射することで、海自を威嚇したものとみられる。
小野寺五典防衛相は5日、「大変異常で一歩間違うと危険な状況に陥っていた」と述べた。<input id="searchtop" type="text" name="MT" size="45" maxlength="45" />
同省によると9日にも、東シナ海で中国海軍のフリゲート艦から、海自護衛艦搭載のヘリコプターに火器管制レーダーが照射された疑いがある
(2) 首相、尖閣への公務員常駐「選択肢の一つ」 参院で答弁
首相は「尖閣諸島は歴史的にも国際法上も我が国固有の領土。自国の領域を守るという断固たる意思を持って適切に取り組む」とも強調。政治犯として服役中のノーベル平和賞受賞者で中国人活動家の劉暁波(リウシアオポー)氏については「人権および基本的自由が中国でも保障されることが重要だ。釈放させるのが望ましい」と主張した。みんなの党の水野賢一幹事長代理の質問に答えた。
一方で、公明党の山口那津男代表の質問に対し、首相は、先月の山口氏と中国共産党の習近平(シーチンピン)総書記との会談を「政治レベルを含む様々な交流が行われることは対中関係を進める上で有意義」と評価。「戦略的互恵関係の原点に立ち戻り、大局的観点から日中関係を進めていく」とも語り、日中関係の改善に改めて意欲を示した。ただ、日中首脳会談の可能性には触れなかった。