公益社団法人 日本動物福祉協会 栃木支部
<許されないこと~県の犬の捕獲器で殺されたねこ~>
今日は本当は違うお話をアップする予定でした。
しかし、先程他団体様からのご連絡で
とんでもない事件が起きていたことを知りました。
栃木県に対し、公開質問とさせていただきます。
最後の方に署名のお願いも掲載していますので
ご協力の程、なにとぞお願い致します!
栃木県動物愛護指導センターの犬用の捕獲器の中で
ねこが死んでいました・・・
しばらく放置されていたようで、腹部は膨張し、
ハエやウジが湧いている状況とのこと。
違う角度から撮った2枚の画像を出します。
この炎天下、錯誤捕獲にしてもすぐに放さなければ、
熱中症で死んでしまいますし、
また、捕獲しても水もご飯もなければ餓死してしまいます。
悪意の捕獲か錯誤捕獲なのか不明です。
行政はねこを捕獲する法的根拠がなく捕獲はできません。
この現場のセンターの捕獲器ですが、今月10日に
やはりねこが入っているのを近くの人が発見し、
放してあげています。
そして17日に通りかかった他団体様の方で確認したら
画像の状況で、ねこが死んでいたそうです。
10日にねこを放した後、再度何者かが
この犬用の捕獲器を仕掛け、ねこがかかり、
悪意か放置かは不明ですがそのままにした結果、
中でねこが死んで、
さらにそのまま数日放置されていたということ。
他団体様の方で、動物愛護指導センターに連絡し
説明を求めたそうですが、週明けの月曜日になっても
返事がないそうで・・・
動物愛護法違反の上に・・・怠慢です。
栃木県動物愛護指導センターに対し、下記を質問します。
①栃木県動物愛護指導センターの犬用の捕獲器は
県民の税金で購入された備品です。
捕獲器は今まで全部で何台購入し、何台所有し、
どこのエリアに何台貸し出していますか?
・・・以前、捕獲器の管理状況を聞いた時に
センターの職員はまともに答えられませんでした。
ずさんな管理を再三注意しているにもかかわらず、
全く改善がありません。
共食い事件現場にずっと放置されていた
県の捕獲器の話を以前エントリさせていただいたのを
参考までにアップさせていただきます。
https://www.facebook.com/JAWS.tochigi/posts/422249854537590
②捕獲器の貸し出しにあたっての手続きを教えてください。
またその際に、貸し出しする側に
使用にあたって注意をしていますか?
・・・書面も注意もなく、ノーチェックでの貸し出しを
当方でもすでに把握しています。
③犬の捕獲器を使用した場合、
現場に栃木県動物愛護指導センターの職員は
ずっといるのでしょうか?1日何回、巡回しますか?
・・・捕獲器をかけた場所を忘れる、
捕獲器をかけたまま放置するなどのことが
今までもありました。
夏場のこの炎天下・・・
画像の通り、日当たりがいい場所です。
④引き取り殺処分の際に、飼い主持ち込みの場合、
身分証明書を確認せず、獣医師職員のいない
ドッグセンターに直接持ち込むことができます。
また、市町村役場に持ち込めば無料でノーチェックで
引き取り~殺処分を行っています。
このようなずさんな管理の捕獲器で捕まえて、
引き取り殺処分が行われた場合の
責任の所在を明らかにしてください。
現状の引き取りの方法では、法の精神に背き、
また、悪意ある持ち込みを防ぐことができません。
上記の質問について、
他団体様とも相談して、お返事をいただいてきます。
こちらも睡眠時間を削り、
ご飯もお水もまだ何も採っていないと気がつくのが
夕方だったりするくらい頑張って
命をつないでいるのに・・・
口頭で注意を繰り返すだけだったこちらも甘かったです。
ねこちゃん・・・本当にごめんなさい・・・
このようなことをなくしたい!
栃木県だけではなく、
もっと小さないのちにやさしい世の中になるように
皆様のお力を必要としています。
皆様に署名のお願いです。
http://chn.ge/17V627N
どうかこのようなことにNO!の意思表示をお願いします!
苦しんで亡くなったであることを考えると
今すぐにでも止めさせたいです・・・
共食い事件現場の時もさんざん言っていたのに
結局、共食いの事実が明らかにさらされるまで、
重い腰を上げませんでした。
そして今回の事件は貸し出しにしても
センターが仕掛けたにしても栃木県の犯罪です。
厳しく抗議します。