ゆる旅kikky・虫日記

~~目指すは山頂からムシに変わりました
~~虫の名前はネットや書籍で調べていますが間違い多しです。

念願の冬の蔵王に登る(途中敗退)―その3

2014-03-12 23:20:30 | 雪山登山 蔵王刈田岳
そして今、2013-2014年冬。
たくさんのネット上の山行記録を見ているうちに、なんとなくイメージがつかめてきた。

澄川のバックカントリーの地図(100円・危険個所が図に示されている)も入手出来たので、ルートがみえてきた。

しかし冬山で怖いのは、なだれと道迷いと滑落と低体温症、といったところだろうか。

これらを防ぐには、やはり天気が一番重要だと思った。晴れの日と吹雪や強風・視界不良の日では、雲泥の差がある。

晴れていれば、樹氷鑑賞号の走行路を歩けば迷うことはない。
しかし、ホワイトアウトだけはなにがなんでも避けねばならない。GPSは持っていても、パニックになったらおしまいである(まさかの電池交換も雪の中では大変な作業)。

吹雪の中で立ち止まったら最後である(さえぎるものがないと、強風で体温がすぐに奪われる)。

無闇に歩き回ってもあとの祭りである(疲れるだけ)。

(…と自分に言い聞かせる。)

そして、ついに2月24日、宮城も山形も晴れマークの日がついにわが休日と重なったのである。
…その4へ続く。

念願の冬の蔵王に登る(途中敗退)―その2

2014-03-12 10:53:14 | 雪山登山 蔵王刈田岳
さて、登山1年目の2011-2012冬は、冬のレジャー施設に慣れるというのが、第一目標だった。なんせ常に単独なので、場慣れするのに時間がかかる。

2年目(2012-2013)は、スキーの勘があまり戻らず(ただの運痴)、やはりゲレンデでの練習が主だった。

ある日、すみかわスノーパークの林道(初心者コース)で、小さい雪崩を見て、雪崩のイメージが膨らんでしまい、恐怖心が芽生えた。

さらに雪山の恐ろしさについてを、本やネットで、調べた。う~ん、こわいな。雪山ってこわいな。

情報は得ても、頭の中で整理が付かず、安全性についての確信が持てない。

ゲレンデをうろうろしながら、雪山登山する人の動きをチェックしてみる。
とは言っても、自分の休みは平日なので、登山者も少ない。

そうこうしているうちにガリガリバーンのゲレンデになり、春になった。

こうして2年目の冬はあっけなく終わったのである。

要約すると、2年目の冬は、雪崩におびえた冬だった。(想像の世界で(-_-;))
(夏山2年目に熊におびえたのと一緒である。1年目は怖いもの知らずだった。無知って強い。蛇足だが、3年目はマダ二におびえた。)

その3へ続く。

念願の冬の蔵王に登る(途中敗退)―その1

2014-03-12 09:19:15 | 雪山登山 蔵王刈田岳

2014年2月の大黒天。

今年の2月24日、厳冬期にやっとすみかわスキー場のリフトを利用して刈田岳の直下まで行くことができた。

時間と天候にはばまれ、頂上までは行けなかったが、樹氷らしきものも見ることができた。

登山を始めてから、3年目。やっと夢が一部かなった。

2011年の3.11大震災以降に目覚めた山登りは、本やネットの情報を頼りに独学でやってきたので、なかなか上達しなかった。

それでも自分の体力・能力にあった進行具合で良かったとも思う。

写真も撮りながらなので、本当にマイペースで楽しみながらやってこれた。

2011年の初冬には、すみかわスノーパーク前の蔵王エコーライン冬季閉鎖ゲートからスタートして、大黒天までエコーラインを歩き、すみかわスノーパークにつながる観光ツアーコース(林道)経由で、歩いたこともあった。

その時、雪をまとった、かがやく烏帽子岳に感動したり、シーズンオープン直前のスキー場のふかふかの雪におおわれた、あとみの壁を転げ落ちたりした。

また、地元の山岳会主催の12月に行われた刈田岳登山教室に参加させてもらったこともあった。

登山初年度の冬(2011~2012)は、えぼしスキー場と、すみかわスノーパークにおいて、ヘナチョコなりに経験を積んだ。

…その2へ続く。