リンちゃん、こんばんわ。
あー、ちぃーと早おした。
いま、お姉さまが帰られて、ホッと、しとうぇ。
ほんでも4時間も長話をお聞きしてると、つろうなるときもおすぇ。
そやさかい、本日は、もう店じまいどす。
ほんま、お人はんの話を聞くんは、「傾聴」のプロでも、疲れます。
ここで楽しいお話をひとつ。
本日の朝日朝刊から。
みおつくし 語りつくし ジャズシンガー 綾戸智恵さん
「生きてると、上からいっぱい降ってくんねん。「今日の仕事」言うて。」
「その仕事をどんだけ受け取れるかが、その人の値打ちや。」
「生きると死ぬはまったく一緒や。」
「だから私は集中する。気抜くぐらい、死んでからなんぼでもできるわ。」
同じどす。うちも同じこと、やっとうぇ。
うちの場合、早起きせんと、「今日の仕事」の指示はおりてきまへんけど。
死んでも生きとう時と、同じ状態やから、死なれへんらしいぇ。
うちの師僧はんが、ゆうてはります。
このあいだ、その師僧はんが、「前世占いゆうもんは、嘘やな。」。
「人で生まれ変わるんが、1万回くらいあるんやで、どの前世をゆうんやろ」。
そうなんや、うちは一万回の一回の今世で、なにをしとんのやろ。
ぜんぜん、昔の記憶が役に立ってまへんぇ。
なんぎどす。
その膨大な記憶があったら、いまごろ記憶を売って、大金持ち、やったかもしれまへんなぁ。
ほっほっほっ。
でも、忘れさしてもうて、おおきに。
一万回の失敗の記憶があったら、恥ずかしゅうて、生きていけまへんしなぁ。
なんぎどす。
ほなな。