京照日記

アンティーク店の京照が「着物に対する熱い思い」と、お客さんとの会話で気が付いたことを発信しています。

終りのはじまり。

2013年10月30日 22時19分05秒 | ヒラメキのヒント
リンちゃん、こんばんわ。

ほんまに寂しいなぁ。

お店がのうなったら、お店でリンちゃんにも、あわれへんねんなぁ。

お店がなくなるというんは、そこの記憶ものうなる、いうことやねんなぁ。

いろんな喪失感が押し寄せてきますぇ。

ほんま寂しいことどす。

うちの師僧が、ゆうてはったやけど。

「終りのはじまり」。

終りはおわりではなく、始めがはじまる。

そうやって、人は物語を繋いでいく。

頭ではわかっているんやけど、なんか体の中を風が吹き抜けていくような。

慣れないんどす。

けど、リンちゃんの始まりというんは、なんどすやろ。

ええことがみつかったら、ええなぁ。

キモノの端切れやったら、うちのお店でも置けますぇ。

うちはとりあえず、入力せなあかんから、その後で、「美術館」への大掃除どす。

これも「終りのはじまり」。

うちにとっては、始まりなんやけど、お客はんには、今までの「終り」なんどす。

お客はんも遅れんと、お店についてきて、おくれやす。

これから年末に向けて、走りますぇ。

ほなな。

セールの準備。

2013年10月30日 20時29分27秒 | ヒラメキのヒント
紅白の幕をつけたり、値段のPOPを貼り付けたり…

いつもと違うのは、閉店セールということ。

寂しいけど、続けたい気持ちもあるけど、一応、おしまいです。

母は早くやめて、ラクになりたいと言ってます。

もともと客商売に向く性格ではないのじゃないかな、と思います。

だけど、常連さんはみな奥さんは優しいええ人と勘違いしています。

父は病気がちだし、そろそろ荷物をおろして、ね。

いいんじゃないかなと思います。